ToY◎StorY
モクジ|カコ|ミライ
とあるイベントに行く予定をしていたわたし。
圭ちゃんから連絡があり、
なぜか圭ちゃんを含めて行くことになった。
本当に楽しみにしていたイベントなのに、
彼の人間の小ささに苛立ちを隠せず
ずっと悶々としていた。
彼をもう好きだとは思わないし
愛しいとか 恋しいとかも
思わなくなった。
でもやっぱり ほっておけない人で。
変わらない態度で接していたけれど
あたしは、自分がされて嫌なことをしてると、
気づいてしまった。
元カノとイベントにきて、
ほぼ付き合ってたときのようなノリで騒いでいる彼。
あたしがもし彼女の立場なら、
絶対にいやだもの。
「彼女さんに悪いから、
あたしにはもう、かまわんとって」。
そう伝えたメールに、返信は、ない。
そういう人だ。
最初から、こうしておけばよかったのにね。
シマちゃんもイベントに来ていて
彼はすごい楽しんでいる様子だった。
でも近づいてきたシマちゃんを避けまくるわたし。
誰も、あたしにかまわないでほしかった。
明らか下心があるナンパ男。
とっかえひっかえ女の子といる男友達。
相変わらずあたしを振り回す圭ちゃん。
彼女がいるのにナンパしまくる友達。
男の子が、信用できなくなってしまった。
なんで、そんなこと平気でできるの?
もう 誰を なにを信じていいかわからない。
もう 誰も なにもいらない。
ひとりでいい。
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