ToY◎StorY
モクジ|カコ|ミライ
夜に入った1通のメールは
返ってくるはずのない、
圭ちゃんからのメールだった。
「いやな思いさせてゴメン
俺ん中ではみっこはもう友達やから
何も気にしてへんかってん。
でも ゴメンな」。
圭ちゃんの優しさは、卑怯だ。
こうやって、キライにさせてなんてくれないのだから。
それでも、今回ばかりは、決めていた。
自分がされて嫌なことは、したくない。
あたしの性格上、
こうなることは目に見えてわかってたのに
大切すぎて 捨てれなかったの。
それでも こうすることが
いちばん みんながしあわせになれる。
だから、
圭ちゃんのメールには返事を返さないし
もう 連絡をすることはない。
圭ちゃん。さよなら。
中途半端なことできない性格だから
あなたとおともだちでありたかったけど
やっぱり、できなかった。
ごめんね。
止まらなかった涙のせいで
半端ない今日の目の腫れよう。
それでも笑っていられます。
だって、
あたしもやっと、踏み出せたのだから。
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