ToY◎StorY
モクジ|カコ|ミライ
びっくりするくらい簡単に、
彼との関係は崩れさってしまった。
たのしい たのしい 時間が過ぎていって
朝になった。
彼はまた、ホテルに誘い
わたしは 彼女がいる人とは無理だからと断る。
そして彼は
「いく気ないならお前自分ち帰れ」と
一人帰宅していったのだ。
冗談なのかと思ったら本気で帰ってしまったみたいで
電話をかけても メールをしても無視された。
彼にとって、あたしはやりたいだけの女だったのかな。
彼女がいる人とできない、というのには
深い 深い 理由がある。
きれいごとをいうつもりはない。
あたしには あたしの理由がある。
でも彼は あたしに軽い関係を望んだのだろう。
あたしはね、もう二十歳の女の子じゃないんだよ。
遊びの恋は、もう、いらないの。
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