ToY◎StorY
モクジ|カコ|ミライ
終電がなくなって
また朝までヤマトさんと一緒にいた。
外が寒すぎたから
いつも話している場所にいてられなかったのと、
出勤までに少し眠りたかったので
「こんなんゆーたらあかんのですけど、
明日もお互い仕事早いんで、
ちょっと寝た方がいいと思うんです。
ヤマトさんはあたしだけ帰れって言いますけど
さすがにほっておけないんで。
うちんち、きます?」
と言ってしまった。
二人で壁にもたれてお布団足下にかけて目をつぶっていたら
「手、つないでいいですか?」と言われ
お布団の中で、手をつないだ。
あったかくて、落ち着く手。
目を開けたら、
おもしろがってあたしの顔をのぞきこんでいたヤマトさんがいた。
笑って何度も近づけてくるから
恥ずかしくて顔をかくしたりしてたのだけれど
なぜだか、目が離せなくなってしまった。
そして次の瞬間
ヤマトさんとわたしは
ただ ただ 自然に
キスをした。
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