ToY◎StorY
モクジ|カコ|ミライ
| 2015年06月02日(火) |
4時間の電話での気づき |
声を聞いてることが心地いいだなんて
いつぶりに感じただろう。
4時間近く電話をしたのもはじめてかもしれない。
どストレートに伝えてくれる彼ではなく
遠くはなれて住むキミとの電話は
なんとも 不思議な感覚で
わたしを癒してくれた。
そして、そんななかで気づいたことがある。
わたしを愛してくれなかった彼のこと
わたしも愛してはいなかったのではないかということ。
「好きは好きだけど」という彼の言葉通り
わたしたちは おままごとの恋愛をしていたのかもしれない。
好きだったことは 嘘じゃないし
ほんとうに 彼のことが愛しかった。
でも彼には
「なにかをしてあげたい」という感覚がなかったことに
ふと気づいたの。
支えてあげたい、というよりも
ただただ尊敬していて、似ていたから、心地よかった。
もうあのときの感情を掘り返すことはできないけれど
こう思えるようになったということはかなりの進歩なのだろう。
新たな生活もスタートした。
わたしは、もう、踏み出している。
だから、きっと、大丈夫。
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