二ノ宮啓吉の区政日記
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2003年06月05日(木) 平成14年度目黒区一般会計決算総括

平成14年度の一般会計決算の総括が本日の議会運営委員会で報告が
有りました。
 14年度の予算額は1千117億7千7百万円の予算に対して
一年間の歳入決算額は1千113億5千3百万円の見込み額で
昭和53年以来の歳入欠陥を出してしまいました。
私が目黒区議会議員に成ってこのような厳しい決算を見たのは始めてです。
 幸い平成14年度中に予算を立てたが不用になって残った金額が
20億4千5百万円有ります、辛うじて16億2千万円の繰越が出来また。
 ちなみに平成13年度の繰越金は30億6千1万円有りましたので
平成15年度予算も基金を繰り入れて当初予算を立てる事が出来ましたが
さて平成16年度予算は今までの様に行くのでしょうか。
私は大変心配しております。
何故かと言うと区民の為に公園・柿木坂のパーシモンホール、体育館、図書館、と新総合庁舎と新しく維持管理費が課かって参ります、
聞くところによると何億とも言われております。
これから毎年掛かります、新しい経費です、何処かで捻出せねばなりません
厳しい経済事情の中で我々区民の為に色々快適な施設を建設して頂いたのは
大変喜ばしい事ですが、歳入の見込みが予算を立てた分まで入ってこない
状態が又来年も起こりうる事も頭に入れておかないと大変な事に成ります。
赤字区政に成るのです。
 私はかねがね、もつと厳しく歳出削減をしないともたない、
行政改革を早く推進せねばと、訴えて参りました、
今年は改選も有りましたので、これからが本番です、区長を先頭に
自分達の身の回りから削減しないと、区民からそっぽをむかれます。
今までの既得権を今一度もう一度削減出来る、又せねばなりません。
各所管も8百億円余の予算に対して身を削る必要が求められるのではないでしょうか、先頭に立つのは誰でしょうか。
区民の代表として区民の安心、安全の為の区政を目指すために此処は乗り切るために一致団結して身を切るくらいの姿勢、心がけが必要になって参りました。
 具体的な事は今回は差し控えますが必ずや数字を出さなければ成りまん。
努力して参ります、又叫んで参ります。それが区民の代表と心掛けております。
他区の例ですが、特別職の報酬カットや4年に一度の区長の退職金の削減などなりふり構わず行っております、
何故目黒区はその様な声が聞こえないのか、まだまだ安心しているのか
私には目に見えているのではないか。
 
新しい庁舎、新しいホールを有効に利用する為にも、皆で知恵を絞って
行こうではないか。お訴えの声を出させていただきます。

書き終わって一般繰越を平成15年度予算書を見て又驚きました。
この3月に審査した予算ですが繰越金は17億円を予定しております、
この決算総括ですと一般繰越金は16億2千万円余ですね
ここでも8千万円余不足しております、減額補正しなくてはなりません、
この様に見積もり額が変更になつたのはあまり見たことが無いような
気がしますが、区の職員如何ですかね。


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