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美徳 - 2004年10月27日(水)
今日の余震は凄かった。
地元から乗る私鉄は、北から来るので当然遅れ。
湘南新宿ラインは、何故か大宮止まり。
そんなこんなで大幅に遅刻。
それでも、被災地の人を考えれば、文句も出ない。
土砂に埋もれた車。
一人でも助かって良かったと思う。
生きようとする意思は何よりも強い。
2歳の体は、その意思とリンクして戦ったのだ。
ニュースを見る度に、何とかならないのかと思う。
ヘリコプターで物資を投下するとか出来ないものか。
水とかは無理だとしても、食料や衣服は出来るだろう。
物が余っている時代なのに、やるせない。
平等にとか役所的な考えは人を救わない。
孤立している人々を救う気はあるのだろうか。
またもやパフォーマンスだけなのか。
アンタは。
そんな中、一人の老人がインタビューでこう言っていた。
「皆さんのおかげで助かっています」
笑顔で答えていた。
そんなはずは無いのに。
苦しい時でも見苦しい、そして強過ぎる自己主張はしない。
そんなお婆さんに、日本人の美徳を感じた。
イラクでは、また日本人が人質になった。
あまりにも現実を見ていない、そして無責任な行動。
でも、そんな彼も日本人。
助けなくてはならないし、それがアタリマエ。
常任理事国入りを目論む小泉内閣は、自衛隊の撤退なんて考えないだろう。
それでも、アメリカには尻尾を振りたいし、支持率も怖い小泉内閣。
さあ、どうする?
「テロリストには屈しない」と言っていたけど、何が出来る?何をした?
所詮は対岸の火事なのだ。
覚悟なき政府に覚悟なき国民。
これが、自衛隊を派遣するという事なのだ。
明日は最後の息抜き。
体は疲れるけど、精神的にはリラックスできるかな。
...
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