朝から一人で『チャーリーとチョコレート工場』を見に行った。
ジョニー・デップの出演している映画は殆ど見てきたし、部屋には『SCISSORHANDS』『Sleepy Hollow』『PIRATES of the
CARIBBEAN』のポスター。
そしてティム・バートンも大好きで、二人のタッグに外れはないと思う。
公開初日の初回上映。
午前中なのに、かなり混んでいた。
ストーリー的にはファンタジー。
そして話はこれ以上は無いくらいにシンプル。
ジョニー・デップは相変わらずクセのある役を上手にこなしていた。
ビジュアル的にも凝っていたけれど、ティム・バートンの作品に感じていたゴシック色は工場の外観だけ。
それにエドワードの住んでいた屋敷のギミックだとかイカボッドの解剖用機器だとか、チープで玩具っぽいメカが好きだったのだけれど、今回はチョコレート工場という事でメカはかなり垢抜けてしまった。(スケールは圧巻だけど)
この映画のメッセージは、肌の色も宗教も超えて全ての人に言える事だろう。
でも孤独に包まれて生きていかなくてはならない自分にとって、とても辛かった。
何年か先に一人じゃなかったら、その時にもう一度見たい映画だと思った。
ティム・バートンに関しては、『Corpse
Bride』 が控えているからまだまだ期待。
『THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS』
も大好きだけど、この作品は生きてる男と屍女の愛。
ジャックとサリーを超えられるだろうか。
きっと可笑しくも哀しい、そんな世界が展開されるんだろうな。
(ジョニー・デップも声優として出演しているし)
そういえば、ジョニー・デップが今朝のテレビのインタビューで「子供の為に出演作品を選んでいる」と言っていた。
自分が死んだ後、子供が誇れる作品という事だった。
俳優とはいえ父親なのだからそれも当然。
でも『Blow』
の様な自己破滅型も駄目だろうし、『From Hell』の様な猟奇モノも駄目なんだろうな。
何よりも、男の自分から見ても羨ましいほどの艶っぽさが生かせなくなるのではないかと少し不満かな・・・・・・
(ちなみに自分はセックス・アピールなんてモノとは無縁だし)
それにしても、やっぱりアレックスだよな・・・・・・・・・・・(謎)

洒落たパンフ&ゴールドチケットのストラップ
BGM 『スーサイド・モーニング』 by Thee Michelle Gun Elephant
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