いそがしそうな気配をびしばし感じるよ。それほどいそがしくもない私は、なんとなく居心地が悪い。いっそ陽だまりの猫みたいに、関係ないって顔して欠伸をしていられたらって、ちょこっとおもってみたりする。わらいながらごはんをたべたり、仕事して、おこったり、夏みたいだってうかれてみたり。穏やかな初夏の一日。そうだ!海にいこう。ただのんびりしよう。そして夕陽を見ようね。海に向かって下る坂道を、そんなときくらいはゆっくりゆっくり、くだろうね。