実家のおおきい方の猫と、 もう二度と、 二度と逢えなくなってしまった。
まだ若い月が雲に隠れたり現れたりしていた。
彼は、 私が忘れてしまいそうになることを思い出させてくれる。
私は、 自分の3ヶ月後だってきちんと想像できない。 今の延長が、きっと3ヶ月、6ヶ月、 何も変わらず続くんじゃないかって思ってる。
でも本当は、 永遠なんて、どこにもないって、 忘れがちなことを教えてくれる。 そして、 たのしいことは、 ずっと続くって信じがちだけど、 いつもがんばり続けてないと、 いつか冷たくなってしまうんだってこと。
こんなつらいことが、 まだまだ何回もやってくる。 だから、 それまでにどれくらいあったかくいられるか、 そういうことがたいせつ。
これからも。
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