3月3日、職業能力開発協会コンピュータ技能検定試験を16名の方が受験されます。ワープロ部門と表計算部門がありますが、今日はワープロ部門についてのお話。 速度だけの科目があるわけではありませんが、最低、3級で10分間300字、2級で500字の力は欲しいところです。ところが、最近、このスピードが上がらないと悩んでいる生徒さんが多いのです。3級は3級なりの、2級は2級なりの難しさがあるわけですが、スピードがあれば何かと有利なわけで、さて、どうしましょうか。 まず、タッチタイピングはできていることとして、ほかに大事なことを何点か挙げておきましょう。 1 ミスタッチを減らすこと。初心者も上級者も、指の動く速度にそう大差はありません。一度でミスなく打てるかどうかなのです。ミスの多い打ち方は、上級にいくとますます苦しくなります。どちらかといえば、速さよりも正確さが重要です。 2 自分のリズムを身につけること。試験になって突然早く打てる人はいません。最初から「早く打たなきゃ」という気持ちで打ち始めると、自分のリズムを忘れてしまいます。最初の一、二行はいつもよりゆっくりめに打ち始めると、自分のリズムに持っていきやすいものです。 まだまだ注意点はあるけれど、続きは明日。
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