こんなこと・あんなこと

2002年03月24日(日) 村主章枝

フィギュアスケートを見るのが好き。でも、ソルトレイクオリンピックの女子フリーは見逃してしまい、金メダルのサラ・ヒューズはエキジビションのアンコールの演技をちらっと見ただけ。
長野の大会で村主章枝選手が銅メダルだったけれど、私、ずっとこの人の読み方が気になって頭から離れませんでした。「すぐりふみえ」と読むのです。
まずは、村主選手のホームページを調べました。
http://www.desporter.com/suguri/
掲示板を見ると、大会で使用したティファニーのジュエリーのことで盛り上がっていたり、ご両親のコメントがあったり、でも、もちろん変わった名前のことに関しては何もありませんでした。

そこで、またまた調べました。難読人名で調べると、こんな記述に行き当たりました。

以下引用
倭王権樹立後、6世紀後半の飛鳥時代(聖徳太子らの時代)となっても、まだ特に役所というものは置かれていなかったようですが、職名に類するものはそれなりにいろいろできてきます。現代、これら職名に類するものを総称して『臣〔おみ〕・連〔むらじ〕・伴造〔とものみやつこ〕・国造〔くにのみやつこ〕』と言っています。これはそのまま、当時の支配身分を呼び表す呼称でもあります。
(中略)
● 『村主〔すぐり〕』
「村主」姓を持つ氏族は、概ね、下級氏族や、渡来系といわれている氏族の首長です。【すぐり】は朝鮮語を語源とし、尊称の「勝〔すぐれ〕」を意味したとされます。

ということで、飛鳥時代まで遡ることのできる「姓」だったわけです。



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Hiroko Watanabe [MAIL] [HOMEPAGE]

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