こんなこと・あんなこと

2002年04月07日(日) 0.03秒

0.03秒といえば、清水選手の銀メダルが金メダル(誰だっけ)にわずかに及ばなかった時間。距離にして何十センチというものでしたよね。
4月7日は、お天気がよければふたご座ポルックスが小さな惑星に隠されるという現象が見られるはずでした。
あいにくのお天気で、全道一円、観測できたところはなかったようです。
さて、実際に消えるのはほんの数秒とのことですが、何時何分何秒から消え始めたか、それはどこの地点で観測していたのか。そのデータがたくさん集まれば、小惑星の大きさを正確に知るのに役立ったりするわけです。
場所の特定にはGPSがかなり有効らしいです。しかし、これは後からでも正確に調べることも可能なわけで、問題は時間。
ラジオの短波放送で、常に時報を流しているものがあるそうです。これが一番お勧めとのことでした。それが無理な場合は、電話の時報117番。しかし、電話だと誤差が0.03秒ほどあるのだそうです。ラジオの方が誤差が少ないというのは、電波だからということなのでしょうかね。いずれにしてもほんのわずかな数字ですが、何しろ相手にするのが天文学的なものなので、0.03秒の差は何キロメートル(単位が違うかも)にもなってしまうのでしょうね。


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Hiroko Watanabe [MAIL] [HOMEPAGE]

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