こんなこと・あんなこと

2002年08月28日(水) 札幌にて(in kitara)

これは8月28日の日記だけれど、実際に書いている今日は9月8日。kitaraに行ってきたのは、マラソンと同じく25日の日曜日。
だんだんわけがわからなくなってきてしまいますね。読者の皆様、ごめんなさーい。

kitaraは中島公園の中ほどに位置するコンサートホール。周りの緑に合わせて建物も薄い緑色。だからか、さほど大きな建物という感じはしないのだけれど、中に入ると、ゆったり、広々という造りです。
私をkitaraへと誘ったのは、kazu様。北海道マラソンと時を同じく、しかも場所まで同じく、kazu様がkitaraで行われる「グリーフェスタ」、男性合唱コンサートに出演なさるという情報を得て、友人と帯広のファンクラブを代表してコンサートに駆けつけたわけです。

「グリーフェスタ」にはホクレングリーンコール、小樽市役所グリークラブなど、道内の4団体が出演。パンフレットの主催者あいさつのページに「この演奏会は別名お父さんの学芸会とも呼ばれ…」とあります。舞台に並んだ黒のスーツ姿の面々、お若い20代の方もいらっしゃるようですが、しっかり役職がついていらっしゃるのだろうなという方、あるいは現役を引退された方がほとんどのように見えました。

プログラムは「尾崎喜八の詩から」に始まり、「トスティ歌曲集」、「グノーのミサ曲」、「ラフマニノフのヴォカリーズ」と4部構成。
ミサ曲はkitaraご自慢のパイプオルガンの伴奏によるもので、それはそれはすてきでした。パイプオルガンのみのアンコール曲もあり、一度kitaraのオルガンが聴きたいと思っていた私は最高に幸せでした。
「尾崎喜八の詩から」以外はすべてイタリア語だったり、フランス語だったり、歌詞を覚えるだけでも大変な労力を要するのだろうなあ。ミサ曲は、同じフレーズの繰り返しが多いので、幾らか楽かなあ、そんなことを考えながら聴いていました。

さて、お父さんの学芸会もプログラムの曲はすべて終了。お約束のアンコールの1曲目が「上を向いて歩こう」。緊張が解けたお父さんたち。そのリラックスした雰囲気の中での「上を向いて歩こう」は、聴く者をいたく感動させたのでした。歌詞もよいしね…。

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
思い出す春の日 一人ぽっちの夜

上を向いて歩こう
にじんだ 星をかぞえて
思い出す夏の日 一人ぽっちの夜

幸せは 雲の上に
幸せは 空の上に

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら歩く 一人ぽっちの夜


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Hiroko Watanabe [MAIL] [HOMEPAGE]

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