趣味で野生動物の写真を撮っているKさん。このたび某所でミニ写真展を行うので、パネルの下に掲示する説明文を打ってほしいといらっしゃいました。
数枚の説明文の一つ、ゴマフアザラシのものです。 「知床の浜辺で、腋にゆったりと眠っていた!」 私は「腋(わき)って、この字をわざわざ使うかな」と思いながらも、ゴマフアザラシの赤ちゃんがお母さんの腋に寝そべっている姿を想像して打ち込みました。
受け取りに見えたKさん、「この月夜(つきよ)の字だけ、もう少し離してくれるかな」とおっしゃったそうです。私はちょうど出かけており、応対したうちのスタッフのSは、もう吹き出しそうになったのですが、同時に、Kさんはとてもよい人だと思ったそうです。ホントに!!
思い込みで打ってはいけないと、常日頃、皆の者を指導する私ではありますが、こういうこともあるわけです。皆さん、気をつけましょう!!
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