シルバー人材センター主催のパソコン講座初級にご参加のKさん。数年前のワープロ講座にもご参加で、「いやあ、あのときにローマ字習ってよかったよ」とニコニコ顔でおっしゃいます。今回は全くの初心者の方が20名。その中にあって、ワープロ講座の受講経験有りは頼もしい。がしかし……。 「先生、ごぶさたって変換できないんだけど」と思案顔。どれどれ……。「Kさん、ごぶさったって打っちゃ、ダメですよ」。ローマ字がわかっていることと、日本語をスムーズに入力することはこれまた別問題なのね。
この講座では「名前と住所を打ってね」という作業を何度となく取り入れるのですが、皆さん、名前は悩まずに入れられるようになったけれど、住所はやっぱり大変。「条」と「丁目」のハードル高し。「じよう」とか「ちようめ」あるいは「じょ」と打って変換してしまう方が多いのです。このハードルを越えるのに何度もトライする皆様。そうして力がついていくわけですが……。はあ、日本語を恨んじゃうなあ。
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