Sさんご持参のプリンタ。数年前に買って、ほとんど使っていないとのこと。「あらあら、それじゃあまずヘッドクリーニングが必要ですね」というわけで、試みると、「ウイーン」と初期の動作は問題ないのだけれど、そのうち「ガガガガガ・・・・」とヘッドが右端に寄ったまま動かない。こりゃお手上げ。病院に連れていかなくっちゃ。
プリンタの修理の場合、ヘッドの交換だけでもどうかすると数千円。駆動部分の交換となると、1万円は超えるだろうなということは見積もりせずともわかるのだけど、一応見積もってもらうことに。Sさん、大正5年生まれ。電器店との折衝は私が請け負うことにしました。
Hデンキに持ち込んで、修理の見積もり代に1000円を支払ってきました。これはいざ修理となると、内金として扱われるものだけれど、何でもお金のかかる時代なんだわ・・・。見積もり代がかかるのも、実のところ札幌まで送る配送料云々を考えると、致し方ないけれど。
さて、見積もりの結果が本日電話で伝えられました。1万2000円!!覚悟はしていたけれど(私のプリンタじゃないけれど)、やっぱりね。
そこで人生の分かれ道。あなたは修理代に1万2000円を支払いますか、新品プリンタを1万5000円で買いますか? ものすごく愛着があって、何としても手放したくない、このザラザラの印字具合がまたよいというのなら、1万2000円は惜しくないかもしれないけれど、印刷スピードが格段に速くなり、印字も鮮明、インクのコストもたぶん安くなるはず、というもろもろを考えると、新品を買うよね。 見積もりの1000円を新品プリンタの内金にしてくれないかなあ・・・。
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