2003年10月29日(水) |
奥様はとてもよい方ですねえ。 |
帯広まで小一時間のところから週1回お越しのNさん。72歳。 パソコンは今年の6月に購入したとのことですが、何でもとてもよくおできになります。 今日は「筆ぐるめ」のお勉強。 自宅で住所録はほぼ作成済み。住所録機能の不明な点を解決したいとのこと。
どれどれ、というわけで、まずは住所録を拝見。「連名」の欄が幾つかスペースを空けてから名前が打たれています。そもそもの「氏名」の欄で「氏」と「名」の間に1スペースを空けずに入力されているので、このままだとどこまでが「氏」か「筆ぐるめ」が判断できず、連名が行の頭に来てしまうので、それでNさんは連名の前に「氏」の長さ分のスペースを入力しているわけです。 「Nさん、ここは苗字と名前の間に1スペースとっていれば、苦労しなくっても済んだんですよね」 こんなふうにちょっとしたことで、操作の労力が違ってしまうことはよくあります。
さて、スペースがあろうがなかろうが、大勢に影響はないわけですが、ここでNさんいわく「ハガキに印刷するときの連名の字って、もう少し小さくならないのでしょうか」。 すかさず私「いまどき奥さんの名前をご主人の名前より小さく書いたら怒られますよ!」。 Nさんも「僕もそう思うんだけど、うちの家内がそう言うんですよ」と。 で、私、「奥様はとてもよい方ですねえ」と、つぶやいたわけです。
確かに、夫の名前が「晃」、妻の名前が「由美子」だったりすると、ちょっと小さいとバランスがいいのにな、というときはあるにはあります。 そこまでこだわるのなら、手書きでどうぞ、ということかな・・・。
最近は夫は夫、妻は妻、年賀状を別々におつくりになる方も増えてきました。ほとんどの場合、妻が自分の友人用に、自分の名前だけを入れて作るわけですが。
「年賀状から考える、男女共同参画社会について」というお題で講演会が開けそうです。
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