いぬの日記

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2006年04月29日(土) おやすみがはじまった!

お休みまでのカウントダウンをし始めたあたりからおしごとがタルくてどーしようもなかった秋田いぬです。
だめだめです。
そんな自分にまたうんざりです。
お金もらってるのにこれじゃーいかんよなーと自分でつっこむくらいでした。
は!これが俗に言う五月病とかってやつなのか?
あ、でもまだ5月始まってないよ!違うよ!
5月の連休明けについに新人研修の同行編が始まって、万が一もしかしたら結構な確率で私も同行する機会があるかも。
・・・!


周りの先輩方を見るにつけ、自分には何もないな〜と。
半年たってもこんなんです。
(でも、素直に尊敬できる人が回りにたくさんいるということは、恵まれた環境なのだと思ってるし、先輩をすごいなーと思えるのが嬉しい)
自信がないのは、やると決めたことをやっていないからですね。
能力や知識がないことは、あんまり関係ない。
やることやってる、何をやろうとしているのか自分で分かっている状態なら、いっぱいいっぱいでも、そんなに凹まないのでしょう。
でも多分私、同期の中ではしっかりしてて優秀な人だと思われている節がまだあって、たまに別部署に配属になった人と会話するとびっくりする。
もしかしたら上司の方にも、多少なりとも期待されていたのかしらとか思うと、期待に答えられない自分にがっかりするなあ。
今の部署のリーダーや先輩方のことが好きなので。
(周りに対して鈍いわりに、人にどう思われているか気になるタイプです。)




という感じに今は落ちてます。
落ちるとこまで落ちたら、何かしら浮力が働くので自然に上がります。
人の気持ちっで良く出来てるな〜。
この場合の浮力って何なのだろう。
人と喋ったり、ご飯を食べたり、やろうと思っていたことを片付けたり、生活のリズムもその一つかもしれません。
落ちたり上がったり、忙しいなあ自分。
今このタイミングで休みで嬉しい。
この機会になるべく深くまで落ちておこう。ていっ。↓




まーそれはそれとして。
中川翔子さんのサイン・握手会の整理番号に滑り込みました。
やっほーい。あと残り10人くらいだったみたい。
会社のトイレで電話かけたあと、思わず鏡に向かってガッツポーズでした。
事務所のブログ検閲の件で大変そうで、大丈夫かな〜とついつい余計な心配をしてしまいますが、元気な姿に会えるといいな〜。
面と向かって握手してもらうことを考えると夢みたいでときめきます。どうしよう!
(きもちわるい)
(相当きもちわるい)


30日の夜から東京の祖父宅に泊まり、3日にイベント(狩り)に行って、その日からりー。さん宅にお泊りさせて頂きます。
藤田嗣治の展示と、千葉のIKEAショップと、銀座の資生堂ミュージアムと、イベント(狩り)と、中川翔子さんのサイン・握手会に行きたい。できれば全部行きたい。
でもまだ全然連絡取ってないし調べていないし予定立てていない・・・!やばいよ明日出発ですよ





<漫画のある生活>


「医龍」見ました。藤吉先生の回。
・朝田先生
見た目と身体だけだったら結構ナイスキャスティング。
しゃ、喋らなきゃいいのになあ・・・何あのキャラ作り・・・ていうか合ってないのか(下手なのか)・・・ガクリ。
・藤吉先生
見た目のイメージ全然違うけど、演技がお上手な気がしたので全然アリです。
あれって、ピロリ菌さんが好きだって言ってた俳優さんかな。違う?
藤吉先生と朝田先生が会話してると差が目立ってがっくりします。
あさだせんせいしゃべらなきゃいいのに・・・
(ある意味全否定なのかこれ。すみません)
・伊集院
とりあえず私の目当ては伊集院君(小池徹平)なので、その点は満足でした。
かわいいなー。好きです。かわいいなー。
・鬼頭
夏木マリは逆に恐くていいかもしれない。あれは恐い上司だ・・・。
・荒瀬
阿部サダヲはナイス!すげーいい!あれはいい!
・ミキさん
何故あの子を役に当てたのか良く分かりません。
あんまり出番のある回ではなかったので良く分からないけど、漫画とは大分違うキャラクターになるのかな?
・加藤先生
まー、予想通りというか。うん。
まー霧島軍司と恋人設定ってあたりですでに漫画と別物だからいいや。
・霧島軍司
大奥であまりのキモチ悪さに母と二人で大絶賛だった北村一輝(しつれい)。
相変わらずキモチ悪くていいなー。あの描いたような笑顔の口元が良い。
・木原
がんばってる。ナイスガッツ。ナイス実写再現。


あ、やっぱり車のバッテリーで心臓マッサージは色々な意味で無理だったのだなと思いました。
ところで連載中の「医龍」は選挙編に入ってけっこー面白くなってきました。
霧島軍司があーいう形で復活してくるとは・・・!やるなあ!
アメリカ帰りのエリート先生は、いくら優れていても子育てに現在進行形で失敗中なあたり先行き不安です。
誰か失敗中だよって教えてあげないのかな・・・。目が死んでるよ息子・・・。




「臨死!!江古田ちゃん」のサイン会整理券を持っているので、明日行ってきます。
(多分その足で空港行き)
この漫画を読んでいると実に納得する身近なネタが多くてびびる。
私が男にだらしなくて暑いところで一人暮らしで定職につかずフリーターで生活したらきっとこんな感じになる。
でも、だからと言ってこんな風に漫画で表現することはできない。
この人漫画描けて良かったな〜。地味に売れるといいと思います。
世の女性はどのくらい共感するものなのか聞いてみたい。
出来たら友人にかたっぱしから読ませて感想を調べてみたい。



「皇国の守護者」3巻めちゃめちゃ燃えた・・・。
帰宅中の電車の中でちょう真剣に読みました。
停車駅で乗り過ごさないように気をつけつつ。
あー、うっかり小説のネタバレサイトを見てしまったせいで、あのユーリア様が今後あんなことに・・・?!とか思ってしまって落ち着かない。
でも小説は読まないもん。
かなり丁寧に漫画化しているらしいので、いつになったら終わるのかなって不安はありますが、もー30巻とかやったらいいと思う。
いやー本当に面白いなあ!しびれる!


石持浅海の小説を読み終えました。
どれも面白かったけど、「アイルランドの薔薇」はいまいちだな。
設定が唐突すぎて、馴染まないまま読み終えてしまいました。
せめてあの日本人の設定にフォローは欲しかった。単にああいう人です、というにはかっこよすぎですよ。忍者?忍者なのか?
でもあれがデビュー作になったわけだから、選評者は見る目があったなあ。
映像的イメージの美しさと面白さでは「水の迷宮」
作者の独創性が冴え渡るのは「BG、あるいは死せるカイニス」
一番インパクトがあったのは「扉は開かれないまま」でした。
一番最初に読んだのが「扉は開かれないまま」だったので、その後これのインパクトを超えるものはなかったな。
初読の印象って大きいです。ラストも好き。
文章も構成も物語も、端整で過不足なくて美しいです。
「水の迷宮」「BG、あるいは死せるカイニス」のような特殊な状況を当たり前のように展開できる筆力もすごいなーと思うけど、あの端整でロジカルな会話の面白さは、「扉は開かれないまま」のような閉鎖的な空間を舞台にすることで余計に際立つと思います。
小説の雰囲気やキャラクターはどの作品も似てるので、作者のカラーがはっきりしているとも言えるかな。
次はどんな話を書くのか楽しみです。


坂木司という人の文庫本を買ってみたのですが、それがミステリの短編集で微妙に話が続いていてなんと3部完結で、一作目がようやく文庫化したところという事実を読了後に知ってしまい転げ回りました。
くうううううっ知ってたら買わなかったかもしれないのにっ続き待てなくてあまぞんでハードカバーの2・3作目注文しちゃいましたよもう・・・!
届くのは連休中です。私いないっつーの。あほです。
ミステリといっても、謎そのものがメインではなく、日常の些細な謎にまつわる人の感情の機微が焦点です。
謎解きそのものは何だかこじつけっぽい感じもあるかな。
北村薫を思い出すな〜と思って読んでたら、後書きで北村薫リスペクトで作者自身も覆面作家だということを知りました。
語り手役の坂木司(作者と同名の主人公)と探偵役の引きこもり君の関係性、特に語り手のメンタリティにものすごいもえる。
見た目は石岡君に近いけど、内面の成り立ちはかなり違っています。
立ち読みでもえすぎてうっかり購入してしまうくらいもえていまいました。
でも微妙に全編通して何となく気持ち悪い感じがあり、社会に対する素直な正義感や憤りがむずがゆく、何だか目が離せない感じで話の面白さ以上に続きが気になってしまうのです。
何で気持ち悪いかというと、私はなるしまゆりの描いたある同人誌のテーマを思い出しました。
心地よい風と、わけのない少しの息苦しさ、世界はアイってやつに満ちている。
少し息の詰まるような、愛に満ちた小説でした。
続き楽しみ。


「トゥルーデおばさん」諸星大二郎
すげー面白かった。こわい。小さい頃に読んだら絶対トラウマになりそうです。
グリム童話がモチーフな奇妙で歪んだ物語の漫画。
モチーフってだけでストーリーはかなりアレンジされているのですが、読んでいると何故か「初版グリム童話」を思い出します。






落下中でも漫画は読んでます。
元気です。すみません、かなり元気はあります。
おがきちかが漫画のカバー裏に書いていた。
生きている限り物語を読みます。いつでもお腹空いてます。


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