いぬの日記

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2006年11月05日(日) 本棚

ちょっと部屋を片付けた。
というか本をしまった。
床に詰まれた本を本棚に詰め込んだら、それだけでかなり部屋が広くなった。
ああでも2年で本棚埋まっちゃった。どうしようかなあ。
ブクログに本棚の漫画をざくざく入れてみた。細々とまだ残ってるけどあらかた登録したかな。
やり始めたらはまってしまって結構な量に。
ブクログはだいぶ軽くなって使いやすくなった。
編集画面でもカテゴリ別に分類されてたら、もっと感想とか入れやすいかも。
全体の割合では少年漫画の方が多いのだけど、少女漫画の方が登録数多い。
少年漫画は10巻以上の連載物(週刊誌)が多く、少女漫画は1冊〜3冊程度の短編・中編(月刊)が多いからだろう。
今のところ、人から借りて読んだ漫画は基本的に登録してない。
小説を入れると収拾つかなくなるから漫画記録だけ。


自分の、好きなものに対する自分の欲望を抑えられない、だらしのないところが好きじゃない。
興味のあるものと無いものに対する、取り組み方の真剣さにあまりに温度差がありすぎて、情けなくなる。
自分以外に興味がないようで、社会性ないなーと気遣いできないなーと劣等感。
いっそのこと、特に趣味や好きなものがはっきりと無い方が楽なんじゃないかとか、てんで見当違いの事を考えそうになる。
(そういう問題じゃない)
でも昔「好きなものをはっきりと好きと言えるところ」が良いと言ってもらったことがあって、すごく嬉しくてありがたかった事を覚えています。
それに人生楽しいから文句は言えない。
(じゃあいいんじゃん)


低空飛行ですが、元気です。一日1リットル水飲むようになったら風邪もおさまった。
最近は会社でヴィッテル。日本の軟水よりも、ちょっと硬めの水の方が量を飲めます。
でもコントレックスはやっぱりまだ飲めない・・・。炭酸水も飲めない。






薄暗いので注意!


誰もがみんな、自分だけの自己嫌悪劣等感や情けなさを抱えて生きているんだろうか、そうなんだろうなあー。
傍から見えないけど、多分そうなんだろうな。
それが人から見てどんなに些細なことでも。
だけど、だからって笑えない訳じゃない。
自信がなくても、人から比べてすごく些細なことでぐずぐずしてても、例えば部屋に閉じこもって何も生産的なことしていなくて逃げてばかりでも、不安でも、情けなくても、顔を上げて笑うことはできる。


行動に移すのに時間がかかって、悩まなくていいところで迷ってしまう判断力の無さも、どこまでも自分主体の悩み方もいやだ。
でも何とかなる、なるようになる。
どうせなるようになるのだ、この先どうなるのか、色んな条件からある程度予想さえできる。
だから、結局やっぱり、できることを真剣にやるしかないのだ。
何がどうでもそこに戻ってくる。
「今」できることって、それしかないのだ。
周りが見えていないのなら耳を澄まして気にしよう。
気にしていれば、多分それなりに見えてくる。
応えたいなら、その言葉を信じてがんばるしかないのだ。


いつも、同じところに戻ってくる。
それはつまり、できていない原因が同じ要因にあるということなのだけど、それだけなのかな。
要因が分かっていても同じ失敗をするということは、そこに何か理由があるのだろう。
結論は出てるのだけど、ほんとにそれが原因なのかな、という疑問もまだある。
多分できないうちは、考えても分からないのかもしれない。
あー何回同じところをぐるぐるするんだろう。
まあ、ずっとこうなんだろうなあ。
「リトル・フォレスト」の作中の手紙のように、これが円じゃなくて、螺旋であることを望む。ゆっくり上昇。






そんな一面で凹みつつも、ブクログざっかざか放り込みながら、気づいてなかった新刊とか歯抜けの巻とか昔の本とか見つけてしまって、あまぞんでぽちっとなをしてしまいました。
うわネットってリンクって便利!すげー!やばい・・・!
人から借りたことをきっかけに買い始めた作者の漫画は、肝心のはまるきっかけになった作品をもう読んだからと買っていないことも多かったり。
長期連載の週刊少年漫画はラストあたり失速してて単行本買ってなかったり。
しかも連載で読んでるから微妙に満足しちゃってたり。
(例えばデスノートとか。デスノートのラスト3巻分買ってないけど、どうしようかなー)


グレーリテラチャーを何とか押し込んだものの本格的に収容が難しくなってきてて動揺。
どうしようっていうか、こんなにこんなにたくさんあるのに、ほとんど同ジャンルってことが怖い。怖いよ。数を数える気にはならない。
わ、わたしが突然儚くなったら、これの処分は、ええとピロリ菌さんに頼みたい。
いっさいがっさい処分してくださいとお願いしたい。
今度会ったらお願いしなきゃ・・・(いい迷惑だ!)
あ、でも作家買いも多いので全てではないのです。
草間さかえとよしながふみと雁須磨子となるしまゆりのグレーリテラチャーは、もう何かさんさんと輝いている。
門地かおりもある意味輝いている。
おがきちかの昔の本も読みたい。またまとめて単行本にしないかなー。
商業誌ではここまで純度の高い感性の作品にはならない。
そんなものが、しかも自分とピントが合っていたりなんかしたら、もー本当にたまらない。
好きなように描いているからか、ちょっと分かりにくい部分とか、濃すぎる部分もあるけれど、そんなものひっくるめて好きだ。好きなんです。
(落ち着け・・・!)


そうそう、アンティークの後の本、まとめて発掘したので今度まとめてお貸ししますねピロリ菌さん!うきうき!






連休で、「SURVIVE STYLE 5+」と「ミリオンダラー・ベイビー」を見ました。
「狸御殿」も借りていたのだけど、見れなかった。残念。


「SURVIVE STYLE 5+」は公式サイト見て素敵・・・と思ってずっと見たかった。
コメディなんだけど、特に笑うところはなかったな・・・。
しかし映像がとにかく完成されていてかっこよく、どこを切り貼りしてもかっこいいCMになりそうだった。
俳優さんもみんな良かった。
ストーリーは大してないけど、映像が面白かったので最後まで飽きなかった。
橋本麗香さん美しかった。
浅野忠信さんはあの異常な状況でも自然な演技ですごかった。素な訳ないのに、素みたいだったよ。
鳥になった岸辺一徳さんと(ぽっぽ、しか言わない)、息子役の神木隆之介さんの可愛さは一見の価値有り。


「ミリオンダラー・ベイビー」は確かに良い映画、面白かった、しかし、暗い重い・・・びっくりした。
老トレーナー(イーストウッド)がヒロインに送った、モ・クシュラという言葉は素敵だ。
どっしりと見せてくれる素晴らしい映画です。でも重かった・・・。
ボクシングのシーンは華やかでとても見ごたえがありました。ヒロイン強い強い。かっこいい!
ヒラリー・スワンクって、「ベスト・キッド4」のヒロインなのですね・・・全然気づかなかった。さすが〜。
と思って今調べてたら、「ボーイス・ドント・クライ」も主演していたらしい。
今やってる「ブラック・ダリア」にも出ているらしい。
何かクセのある役というか、濃い作品に良く出てるな・・・いい役に当たってるってことなのかな。
「ボーイズ・ドント・クライ」も良い作品のようなのですが、あまりにもテーマが重そうで、未だに見ることができません。


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