いぬの日記
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怒涛の正月の後、5日は会社の会議+決起会で、金・土と高校友人、会社の同期と会ってきました。 なんだろう、私は本当に出不精で面倒くさがりなのだなと実感します。 出るのが億劫で億劫で・・・でも、こうやってまとめて会う機会がないとなかなか会えなかったりするので、機会を頂けて嬉しいし、会うとやっぱり楽しいのですよね。 付き合いって、貴重で大事だなあ・・・誘ってくださってありがとうございます。
会社同期とは、ボーリング場でうっかりばったり、札幌でわりと大きめな規模のイベント会場に出くわしてしまい、「あーここ高校生の時初めて連れて来てもらった会場だ・・・」と生温くも居たたまれない気持ちを味わったりして面白かったです。 漫画好きってことは公言してるのですが、私にとっておたくと漫画好きの境界線ってかなり曖昧なので、「おたくでスミマセン」みたいな後ろめたさ?居たたまれなさ?みたいな感じはあまり実感してなかったのですが。 痛いなー恥ずかしいなーと思いつつも趣味には胸を張るしかないので。 それでも、間近で客観的に眺めつつ、興味深げな同期の感想を聞くと。 (キモイとか怖いとかじゃなかったのは、まあ良かったな・・・) うわスミマセン、みたいな気持ちにちょっとなった。うへへ。面白かったです。 私は、たとえば同人を買わず、イベントにも行かなくても、多分レビューサイトとか絵サイトは見るだろうし、漫画も小説も買うだろうと思うのですが。 やっぱりイベントは一つのボーダーラインなのかもしれませんねー。
年末にどどっと本が出たので、大量に買い込みました。 やばいグレーリテラチャーと合わせてもうしまうところが、ない。 今日の予定は、部屋の掃除をして本を読むことです。 どっちも一日仕事だ・・・。 とりあえず、解決編の手前までざざっと流し読みしてしまったコズミックをちゃんと読むか。 自分で推理する気はさらさらないのですが、推理を読んだときに整合性が分からないといらっとするので最低限の状況把握だけは・・・。 長髪で人間性溢れる穏やかで理性的な美形の探偵(男)には、あんまり興味をもてません・・・多分、どれか一つでも逆だったら・・・。 でもこの方が解決する人みたいだし、推理シーン読んだら変わるかな・・・。 総代は渋くてわりと良い。 あと、女警部にはがんばってほしい感じ。
リーブルなにわで、北森鴻の文庫フェアを平積みしていました。 やっぱりリーブルなにわは良い本屋だなあ。 もちろん、私の趣味を満足させるかどうかも本屋の評価ポイント(笑)ですが、それだけでなく。 本屋さんというのは、訪れるお客さんの好奇心を刺激する場所でなければならない。 と思うのです。 ただ品揃えが良くて、探せば大抵の本がある、というのももちろん嬉しいことだけど、それは究極的に言えば、インターネットで注文するのと大して変わりません。 むしろインターネット書店の方が、在庫の確保と検索という点で勝ってしまう。 人がどうして書店に足を運ぶか、それは、図書館の本棚を眺めることで新たな発見や知的好奇心の広がりがあるように、本屋に並ぶ新刊をチェックしたり、フェアや作家特集を見たり、実際の装丁や中身を確かめたり、それによって新たな本との出会いを求めているから、なのではないかと思うのですが・・・どうだろう。私だけかもしれんけど。 だって、出版社も作者もタイトルも分かっている本ならば、わざわざ本屋に行かなくても買える時代なのですから。 でも、札駅近くのなにわ書房が昨年末に潰れたことで、良い本屋が生き残れるってわけじゃないんだなーと実感しました。 あれは寂しかった。 人もわりと入っていたようだったけど、やっていけなかったのかなー。 潰れてから知ったので、詳しい状況は全く知りませんが、軽くショックでした。 大きなデパートに入った大きな書店は、やはり品揃えと場所の利便性という長があります。 漫画ってしょせん単価は低いし、そろっていれば勝手に探して買ってく、ぐらいの商品なのかなー。
北森鴻の「メイン・ディッシュ」が面白かったので、今度は作者の得意分野で長編も読んでみようと思って、とりあえずシリーズの一作目らしい「狐闇」を買ってみました。 ていうか買ってしまった、が正しいのか。 考えてみれば、きっと図書館にあったなあ。
そういえば、誰かに熱烈にすすめなきゃと思いつつうっかり言うの忘れてて、でも私が自分で貸して感想を聞くんじゃなければなんか勿体無くて勧められない漫画を買いました。 とりあえずメモ。 入江 亜季という方の作品で、「群青学舎」「コダマの谷 王立大学騒乱劇」という厚めのコミックスです。 2006年8月に2冊同時発行だったということで、出版社の力の入れようがわかるというものです。 まだ作者について色々調べている途中なのですが、同人でオリジナルを結構長く描いていた人らしい。 「コダマの谷 王立大学騒乱劇」は同人の作品を収録しているみたいで、確かにネームがちと分かりにくい。 でも、同人作品特有の、作者の愛ややりたいことがごった煮のように詰め込まれていてキラキラしている感じが、楽しいです。 郷愁の慕わしさと、挑戦する気概のワクワクした高揚があります。 「群青学舎」は短編集なのですが、とにかく良いです。 話の切れ味もよく、感性豊かで話も多彩で、台詞もなんかときめくし、何より女の子がえっらい可愛い。 気が強くてしっかりもので凛々しく美しくて隙がないのに、うっかり泣かせてしまったりとか、弱ったところを見るとドキッとします。 身内や好きな男に対してはちょっと弱いのがまた可愛い。 女性作家じゃなくて、男性作家が描いたのかしらと思うほど可愛いです。 少し古風な線の太い少女漫画絵も、好みだー。ちょっと草間さかえを思い出しました。
うまく面白さを伝えられません。 作者と作品についてもーちょっとネットの海で調べたら、またどっかに書くかな。
メモ
・プランツ・ドールの特装版 どう考えてもほしい。2巻の「夜香」が出たらもう一回収録作品チェックする。全部読んでるんだったらさすがに買わないけど・・・。
・Under The Rose やはり気になる。静観中
・「王の男」 ビデオになったら借りるかな
・「是-ZE-」 今連載しているコンビが気になるので単行本買おうかどうか迷うぐらいだ・・・。 でも私は一巻の大型犬系攻めとツンデレっぽい華奢な美青年とのコンビには大して興味がないから、一巻から買うのはなーと思っています。 今やってるシリーズはすでに雑誌で数話読み損ねてしまったし、単行本まとまったら読もうかな。 志水ゆきは面白いのだけど、話としては外れなく面白くても、自分の好みとしては当たり外れが大きいのです。 しょたからがてん系うけまで全方位カバーする志水ゆきは守備範囲広いとしか言いようがない。 範囲が広いという意味では似てますが、寿たらことはまたちょっと違う感じなのです。 志水ゆきはどの組み合わせでも正統派BL!て感じで仕上がるのです。 だからこそ、苦手なものは普通に苦手な感じに仕上がっている。 寿たらことか、草間さかえとかは、何を書いても作者のカラーが前面に出てるから、組み合わせとかはむしろ二の次なのですね。 て、こんなところでボブについて熱く語っている自分は何なんだ。と我に返る。
・歌舞伎 正月に観にいった歌舞伎の感想を日記に書く。あとから思い出せるように。 イヤホンで謡の内容や、状況設定や、細かい動作の意味を解説してくれるのですごーく分かりやすかった。 歌詞が分かっていればなんとか聞き取れる。 ただ、イヤホンと耳に聞こえる舞台の役者さんの声が、多分距離の問題だと思うけど、微妙にずれていて気持ち悪かった。 ので、しっかり耳にはめずにイヤホンを軽く浮かせて聞いていました。 ちょうど、義経伝説で、平知盛が出てきて、なんか運命感じたよ・・・。 面白かった。 2時間以上だったので、疲れて途中寝てしまいましたが、おおむね楽しく見れました。 格闘シーンとか見得を切るシーンとか、思いの他かっこよかったです。 あと、女形の役がものすっごい美しかった。動いている中のどのシーンも美しい。 完璧に完成された所作。 着物って、あーいう風に着て、あーいう風に動く衣装なのだな・・・。 今度は、女性役が主人公格の舞台を見て見たい。 道明寺とか?藤娘とか?全然知らんけどそんなのかな? 第二部の演目は、能の狂言の筋をそのまま歌舞伎仕立てにしたものらしく、とてもコミカルでおかしくて面白かったです。 嫉妬に燃える奥さんや、育ちの良いボンボンっぽい旦那さんの浮気心が、なんかもー可愛くておかしくて。 落語もそうだけど、やっぱり日本人の情感の機微って、昔のものでも凄く馴染むし面白いですね。 自分は日本人なんだなーと実感します。
・「これがワタシたちのDVDベストセレクション70」をあまぞんで買ってみました。 うーん、ぱふとか、かつくら辺りの雑誌の1コーナーとしては面白いだろうな。 人のもえポイントって結構自分と違う上に、映画そのものの面白さはあまり強く語られていないので、これを読んでえーその映画面白そうだ!という感想には大してならなかった。 大体、スパイダーマンを取り上げるなら、主人公の美青年ぶり(ていうか美青年か?)よりも他に書くことがあるはず! 何よりもあの、ノーマン(主人公の友人の父親。マッドな変態に変貌)について言及しないなんて・・・! (それは私の個人的好みだ) 映画としてはいまいちだったなーという作品も結構紹介されていました。 ただ、あまり見ないような映画の紹介が色々されているから、色々観てみるための入門としてはいいのかも。 そういえば、レスリー・チャンの映画を大学の時からずっと、見よう見ようと思いながらまだ一本も観ていないのです。 グッド・ウィル・ハンティングも観ようと思ってたんだよな。 と、色々思い出しました。 あと、オーシャンズ11はもう一度観たくなった。何だかかわいいんだよな、あれ。 買わなきゃ良かったってほどではないけど、第二段は買わないと思います。
・「花の名前」 新刊の3巻を読み、心底感嘆しました。 すーげー。 文学のような漫画です。 漫画でここまでの表現ができるんだなあー。 これは少女漫画でないとなしえない到達点でしょう。 ストーリーはわりとベタなぐらいで、展開も予想できる感じではあるのですが、そこにいたるまでの感情表現が細やかで細やかで濃やかで、濃密に香立つようでくらくらします。 という話を、M子様と3時間ぐらいずっと語り合いました。 もともとこの漫画は、うりさんが面白いと言っていたから買ってみたのが最初です。 雑誌の連載チェックで気がつけなかったことがちょっと悔しい・・・でも読んで良かった。 ありがとう、うりさん!(と、直接言わずにこんなところで)
・中国茶 先日、高校友人たちと行ったお洒落なカフェで頼んだジャスミン茶が美味しくなかった。 雰囲気はとても素敵だったし、まーいいかと思ったけど、普通にコーヒーを頼んでおけばよかったなあ。 今年は中国茶の飲めるお店をもうちょっと開拓します。 手始めに行きたいのは、市電通り沿いにあるバンドカフェというところー。
・マイメロ ベストアルバム第二段は、マイメロディとウサミミ仮面のデュエットが入っているらしいです。 予約しました。もうなんか、抵抗することは諦めかけ・・・いや、いかん、気をしっかり保たなければS社にやられる。 そういえばすっかり忘れていたけど、ウサミミ仮面のおまけCD応募したんですが、音沙汰ないっす。 どうなったんすか、さんりおさん。
・げんしけん 特装版9巻 届きました。 今度貸しますね、香田さん。 読んでない回が結構あって面白かった。 でもやっぱり、全巻買う気にはならないな。 このダラダラ続くモラトリアムの雰囲気が、この漫画のいい所であり、私がわざわざ買わなくてもいいかなと思うところ。 すごく面白いけどときめきはないんだよね。多分、その辺が買ってない理由かなー。 同人誌はさすがのレベルの高さでした。洗練された同人誌ってこんな感じかー。へー。みんな楽しそうで良い感じです。 咲ちゃんと高坂くんが別れるのはありえないのかー、そうかー。 確かに、咲ちゃんが惚れている限り、高坂くんは上手く付き合ってくれそうだ。 私としては、高坂くんが咲ちゃんのに嫉妬する展開とかでもいいんだけど。 むしろ斑目さんにさり気なく釘を刺す高坂くんとか。黒そうでいいんだけど。 咲ちゃんは斑目さんの気持ちに薄々気づいていると思うけど、高坂くんも察してはいるだろうな。 荻上さんと笹原が仲良しなのはいいですね。 おたくカップルってこんな感じなの?と思いつつ、ネットで「これを読んでおたくに恋人ができると思ったら大間違いだぜ・・・!」みたいな叫びを見かけるので、まーこんなケースはあまり無いんだろうな。
・アクエリオン ゆ、ゆうべからずっと、気がついたら「いちまんねんとにせんねんまえからあっいっしってーるー」と口ずさみかけている自分が・・・。 脳内を回って仕方ないので、みんなのテレビでかけながらパソコンしてます。 そろそろリミッターを振り切りそう。 それにしても、坂本真綾さんの歌はいいな。 *追記 みんなのてれびでの探し方を、教えていただきました。やた! すごいです、何か第一話なのに全く導入編ぽくないですよ? ついでじゃないけど、見つけたので西の善き魔女第一話を見ました。 うーわー・・・き、キラキラしてるー・・・えー・・・キラキラしてる。キラキラ・・・。 すごいな、こんなカラフルでキラキラした世界だと思ってなかった。 金髪のお嬢様はもーちょっと凛々しさのある美しさだと思ってた。背が低いって表記あったっけ。 あと、赤毛の主人公はもっと野性味ある感じで良く見ると品があるぐらいがいいなー。 この少女のどこまでも現実的なところ(それでいて頭の柔らかいところ)は小気味良くて好きです。 セラフィールドはもっと質素で貧しくて光の少ない荒野みたいな感じ。 清潔だけどとにかく貧しくて寒い。 緑豊かじゃなくて、荒野にちょろちょろ草があって、それを食べさせて家畜を育てているイメージでした。 ルーは、とりあえずルーはときめく・・・!(え)
・フィギュアスケート 知識は全然ありませんが、最近よく見ています。楽しいです。 真駒内のショー見に行くか迷ったんだが。 まー次の機会を楽しみにしてます。 特に女子は、下の層も厚くて見ごたえありますね〜。 日本の主力選手はみんなそれぞれ個性があって魅力的で好きです。 一番ダンスとして好きな踊りは、キム・ヨナ選手です。ただ滑走するだけでも本当にきれい。 マスコミのノリノリポエム実況や、選手に対する無礼はむかつきます。 あと、意味不明のゲストタレントイラネ。
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