金曜から日曜まではコミケですが行くのは日曜だけであり、夜に準備すればいいので出かけることに。
髪を切る。カラーは自分でやってみようと思ったけど、結局お願いしてしまう。日に焼けたり塩素の影響か、だいぶ赤みがかった色になっていたので、オリーブグリーン系のブラウンをかける。おとなしい仕上がりに「つまらないなあ」とか思う。そんなに金髪にしたいのか自分(やんないけど)。 ショートにしてからというもの、ちょっとでも伸びてくると鬱陶しくなってしまい、メンテナンスがたいへん。洗って乾かすのは長いときのほうが手間だけど、長ければくくっておけるし。そのうち短いのに飽きたら(もしくは、お金や手間をかけるのがヤになったら)、また伸ばすでありましょう。
ディープでコアなサブカル系書店(サイトより引用)、高円寺文庫センターで、17時から田中圭一さんのサイン会。手塚風だったり永井豪風だったりいろいろするすごい短編集『神罰』発売記念。 15時からはおおひなたごうさんのサイン会も同時開催されていて、4時半くらいに店に入ると、狭い店内は人間であふれかえっていた。半分が出版業界(っぽい)人、半分はコミケになんか行ったこともないという雰囲気の若者。うわーんサブカルなんてキライだ(偏見)。こんな可愛いお嬢さんが下ネタ満載のコミックスにサインもらいに来たのか、と思われるような美少女もおり、ファン層の広さを物語る(ような気がする)。出版関係の人では『コミック・キュー』編集長カタダさんだけ確認。
おおひなたさんのサイン会が終了し、しばらくして田中さん登場。真面目そうなおだやかな感じの方で、こんな方があげなお下劣マンガを描くのであろうか、とまたも衝撃を受ける(おおげさ)。 いったん控え室にひっこんで準備を整えた田中さんは、真っ赤な全身タイツ(みたいなもの)に身を包んでいた。ひー。東急ハンズとかで売ってる、タコスーツであったのだった。なんというサービス精神か。 鉛筆であたりを取り、描きあがるまでに数分を要するイラスト(和登サンっぽい手塚絵少女)入りの、すばらしいサインをいただく。署名までもが手塚風。タコスーツに包まれた右手で握手をしてもらう。わーい。スーツの先端は袋状になっていて、サインするために左手だけ縫い目をほどいたのだそうだ(つまり左利きなわけです)。
かなり幸福な気分で帰途についたが、サブカル感ただよいまくりのサイン会の雰囲気には少々疲弊して、骨までオタクなおのれの体質を再認識するのだった。
|