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2005年05月07日(土) ■ |
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Vol.570 ふたり暮らしをはじめよう |
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おはようございます。りょうちんです。
ふたりが一緒に暮らそうと思った理由は、いたって単純だ。お互いが別々に暮らすよりも、経済的に断然安くあがるから。お互いにひとり暮らしだと家賃もそれぞれにかかってしまうし、それ以外にも電気やガスや水道代なんかだってそれぞれにかかってしまう。でも一緒に住めば、これらは約半分に抑えることができる。ざっと計算しても数万円の節約だ。どんなにがんばって食費を切りつめたって、数万円の節約なんて到底無理なわけで。俺らの場合はただ単に、そういう理由なのだ。 だから一緒に住もうという話は、実は俺らが付き合い始めた頃から何度か出てはいた。でもそれを今まで実行に移さなかったのにも、理由がある。仕事や何やらで一緒に暮らしはじめるタイミングがなかなか合わなかったってのもあるんだけど。それよりも、お互いのことをよく知らないうちから一緒に暮らしはじめて、もしも受け入れられない相手の癖や習慣などを目の当たりにした時、それが原因でふたりの仲が壊れてしまうのが怖かったのだ。今はもう怖くないと言えばウソになるが、2年半近く付き合ってきて、ある程度お互いに相手のことを理解できてきたと思う。 そういうわけで、5年間ひとりで暮らしてきたこの部屋に、もうじき正式に相方がやってくる。予定では、来週中には相方の荷物も俺のところへ全部運んで、ちゃんとしたふたり暮らしをはじめようと考えているのだが。口で言うほど、それは簡単ではなくて。今いちばん大きな問題が、お互いの荷物の問題なのだ。 俺がひとり暮らしをはじめてこの部屋に来た時、荷物なんて少なかったはずなのに。5年の歳月が過ぎる中でいつしかあれも増えこれも増え、気がつけばたくさんのものが部屋にあふれていた。その全部に思い入れがあり、捨てるにはもったいないものばかり。それは相方だって同じことで、捨てられない大量の荷物が運ばれてくる予定なのだ。冷蔵庫だって掃除機だって2台もいらないのに。この部屋の片付けすらまだ終わってないのに、俺らホントに大丈夫なのか?
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