
|
 |
2006年02月09日(木) ■ |
 |
Vol.636 推理小説を読むように |
 |
おはようございます。りょうちんです。
電気屋さんに行くと、最新式の電化製品の数々に驚かされる。水蒸気で食材を加熱するウォーターオーブンとか、野菜の発育を促したり鮮度を長期に保てる冷蔵庫とか。科学の進歩が早過ぎるのか、俺がその流れについていけてないだけなのか。 先日、仕事をしながら何気にFMを聞いていると、ケータイの機能をちゃんと使いこなせているかどうかについて話していた。恥ずかしい話、俺は自分のケータイを10%も使いこなせていないと思う。おさいふケータイやデコメールなんて名前しか聞いたことないし、写真を撮って大喜びしているくらいじゃまだまだ青いに違いない。ケータイ自体にそもそも興味があるわけじゃないけれど、電話とメールができれば十分という考え方は、もう捨てるべき時なのかもしれない。ケータイについているさまざまな機能の使い方をちゃんと理解した上で、自分には必要ないと判断して使わないのならまだしも、使い方が良くわからないから自分には必要ないと判断するのは単なる逃げである。せっかく毎日手に触れているケータイ、使える機能をちゃんと使わないともったいない。 そこで、ケータイの機能をフルに使いこなすにはどうしたらいいか、FMでは話が進んでいた。いくつか紹介された方法のうち、俺が気になったやり方。それは、ケータイ購入時に一緒についてくる分厚い取扱い説明書を、推理小説を読むように最初から最後までじっくり読んでみるというやり方。わからないところにぶつかったら、犯人の謎を解くようにケータイを片手に実際にやってみるというのだ。これで40代のとある主婦はケータイの使い方を完全にマスターし、今や友達の主婦仲間からちやほやされているとまで言っていた。 取扱い説明書なんてはなっから読む気がなかった俺にしてみれば画期的な荒業ではあるが、推理小説を読む気になれば分厚い取扱い説明書も読破できそうな気がする。よし、次の愛読書はケータイの取扱い説明書に決めて、しっかり使いこなせるようにがんばってみるか。
|
|