
|
 |
2006年02月08日(水) ■ |
 |
Vol.635 インフルエンザか知恵熱か |
 |
おはようございます。りょうちんです。
俺も相方もけして流行に敏感なわけではないのに、毎年この季節になると必ずちまたで流行り出すインフルエンザのウイルスを、相方がどこからともなく頂いてきた。38.5℃の熱が出たと病院に連れていくと、検査の結果インフルエンザA型にかかっていることが判明。特効薬とされるタミフルを処方されて服用するも、その夜には40℃の大台に手が届くほどにまで熱が上がり、一昼夜うなされ続けていた。 プリンとヨーグルトが食べたいと言うので仕事帰りに調達し、りんごは小さく切ってほしいと言うのでスズムシのエサよりも小さく刻み、数々の看病の甲斐もあって翌日には熱も37℃台まで下がる。でもまだ節々が痛んだり咳や鼻水が止まらなかったり食欲もなかったりとその他の症状が深刻で、当分は仕事もできないようだ。 ところが、相方の発病から3日後。今度は俺のカラダに異変が起きた。なんだかちょっとぞくぞくすると思ったら、徐々に熱っぽい感覚に。激しい寒気と戦いながらどうにか仕事を終えて家に着くと、急いで熱を計ってみた。39.2℃。やられた。相方のウイルスに、俺も感染したのだ。そりゃ無理もない。この部屋にはウイルスが大量に存在する。しかも、インフルエンザに感染した病人と密室の中でともに数日間過ごしてきたのだ。俺が感染し病に倒れるのも、時間の問題だったのかもしれない。あわてて俺は解熱剤を飲み、すぐに横になったのだが。 翌朝、熱は一向に下がらず、相方に病院に行けと促された。しかし俺は、どうしても病院には行きたくなかった。だってインフルエンザの検査は、鼻の奥の粘液を採取するらしく、これが痛みを伴うと聞いていたからだ。痛いくらいなら、自力で治すのが俺のやり方。とりあえず俺は再度解熱剤を飲み、もう一度眠ることにした。 起きてみると、俺の熱はウソのように下がっていた。すっかり元気だ。もしかしたら、いつもの知恵熱だったのかもしれない。良く考えてみると、相方と違って高熱以外の症状は何もなかったし。インフルエンザか知恵熱か、あの時の高熱の原因は良くわからないけれど、今ではすっかり元気になった俺なのである。
|
|