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2006年08月07日(月) ■ |
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Vol.656 歩くってすばらしい・東京編 |
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おはようございます。りょうちんです。
歩くってすばらしい・東京編は江戸川沿いの柴又からスタート。 葛飾柴又といえば「男はつらいよ」。寅さん記念館にもぜひ寄りたいねなんて言いつつ、すでに閉館時間を過ぎていて見学はできず。柴又帝釈天で足を止めて一息入れた。夕方のおみやげ屋さんが並ぶ通りで、俺らを待つ友達に草もちを買う。 下町の街並みを通り過ぎると、地図にはまだ載ってない大きな橋にぶつかった。このあたりは川が入り組んでいて、渡るのにちょっと遠回りをしなければならないと思っていた所だ。考えた末、疲労も手伝って近道と思われる橋を渡る道を選んだ。橋を越えると汐入。建設中の高層マンションが軒を連ね、新しくきれいな街だ。しかし、向かっていたはずの日光街道がどっちにあるのか見当がつかなくなってしまった。右往左往した結果、若いおまわりさんに道を聞いて、苦労して日光街道までやっとの思いで辿り着けた。3回も前を行ったり来たりした南千住駅、嫌い。 道に迷っている間にすっかり日も暮れた。ゴールまではまだ10km以上ある。友達には予定よりも大幅に遅れるとを謝罪して、さらに前へ進む。40kmの道のりを歩き、疲労は限界だった。下半身全体に痛みが走る。立ち止まると、次に踏み出す一歩が苦しい。それでも極度の疲労からかテンションは異常に高く、つまらないことで大笑いしながら進む俺ら。西日暮里で「肉のきたじま」を発見。五輪金メダリストの北島康介選手の家だ。しかしすでに夜の8時半。店は当然閉まっていた。 時間は夜の9時半を過ぎ、出発してから約15時間かけて50km以上を歩き続けた俺らは、そしてついに友達の家にゴールした。いくつも駅を通り過ぎ、何度も電車に乗ってしまおうと躊躇したけれど。達成感に大満足。腰につけていた万歩計は89600歩。去年の富士登山よりもよっぽどつらかった。そして何より、予定よりも大幅に遅れた俺らを待っていてくれた友達に謝罪と感謝。 ゴール後の風呂とビールは最高だった。歩くってすばらしい、疲れたカラダで本気で思った。そして俺らの夏の冒険は、こうしてまだまだ続いていくのだ。
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