初日 最新 目次 MAIL HOME


りょうちんのひとりごと
りょうちん
MAIL
HOME

My追加

2006年12月20日(水)
Vol.678 まちがい電話にご用心

おはようございます。りょうちんです。

仕事のあとケータイを見ると、着信履歴が残っている。だが見覚えのない番号。入っていた留守電には、「本日はご訪問ありがとうございました。ご見学されたマンションですが…」と、どうやらマンション購入を勧める不動産屋さんからのメッセージだった。もちろん俺はマンションを買いたいとも思ってないし、ましてやどこだか知らないが物件を見に行った記憶もない。あきらかにこれはまちがい電話だ。
その時はそんな伝言は放っておいたが、そのあとも同じ番号から頻繁に電話が入るようになった。マンションなんてまったく興味のない俺はケータイが鳴るたびに無視を決め込んだが、留守電に残されるメッセージも、違う物件もご覧いただきたいだの新しいパンフレットを郵送しましただの不動産屋さんの方もかなり必死なようで、むしろ俺はそんな状況をちょっとだけ楽しんでいた。しかし、「自宅の方にもお電話したのですが番号違いのようで繋がりません。もう一度直接お話させていただきたいと思いまして…」という伝言を聞いた時、さすがに俺も気の毒に思った。おそらく犯人は冷やかし半分でマンションの見学に行ったのだろう。その際記入する書類に適当な連絡先を書き、それが偶然俺のケータイ番号だったに違いない。今の不動産業界もけして明るくはないはずだ。一方的なまちがい電話とはいえ、それを少しでも楽しんでいたことに反省しなくては。そう思い、次にケータイが鳴った時、ついに自分が別人であることを告げた。電話の向こうの相手は少し驚いていたが、それ以来俺のケータイにまちがい電話はかかってこなくなった。
昨日、自宅の留守電に伝言が残っていた。とある法律事務所からで、明日の10時に裁判所へ来てくださいとのこと。聞き取りにくかったが、あきらかにこれもまちがい電話だ。すると今日になって今度はFAXが届いた。「本日は裁判所へ来ていただかなくてはなりませんでしたが欠席でした。次回は必ず来てください!」と、某弁護士から。今回はなんだか内容がかなり深刻なだけに、おもしろがってばかりいてはいけないのかもしれないが。くれぐれも、まちがい電話にご用心を。