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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2007年06月07日(木)
Vol.692 そば屋さんの敷居は高い

おはようございます。りょうちんです。

世の中にはラーメン好きな人が多い。どこそこの店のラーメンはすごくおいしいとかやたら詳しい人や、どんなに遠くてもいくらみすぼらしい店構えでもウワサを聞くと足を運んで食べて確認にしないと気が済まない、などと言うラーメン通も少なくない。俺の友達にもいたりする。星の数ほど街にあふれるラーメン屋さんにひとりでふらっと入って、自分好みのラーメンを探すのもその人の趣味なのだと思う。
麺類が大好物な俺は、もちろんラーメンも好きだ。でも、ラーメン通と呼ばれるほど好きなわけではない。たまにラーメンが食べたくなることはあっても、どこがおいしい店なのか実はあまりよくわからない。それにいくら好きだからとはいえ、ひとりでふらっと知らないラーメン屋さんに入ることはそれなりに勇気のいることに思える。だからそんなことが何の抵抗もなくできる人が、ちょっとかっこよく見える。ラーメンよりもむしろ日本そばが大好きな俺は、ひとりでふらっと知らないそば屋さんに入ってざるそばの味を確かめたいなんて思うけれど、それはラーメン屋さんに入るよりももっとハードルが高い気がして、俺には到底できないのだ。
だが、そういうことをさらっとやってのけるかっこいい男がすぐ近くにいた。父親だ。俺以上にそば好きな父は、たとえひとりでも行ったことのないそば屋さんに普通に入りその店のそばの味を確認してくる。そんなことを長い間やっているから、自分で見つけたおいしいそば屋さんを父はたくさん知っている。そんな父に、俺は憧れる。俺も父のように、ひとりでふらっと知らないそば屋さんに抵抗なく入り、つるっとざるそばをすすって帰るなんて粋なことができるようになりたいのだ。
でも、それって今年還暦を迎える父の年齢だからこそさまになることなのか? 俺みたいな若僧には無理なことなのか? いや、違う。俺みたいな若僧が、それをいとも簡単にやっている方が数段かっこいいと思う。よし、それじゃ勇気を出して最近気になっているあのそば屋さんにさっそく行ってみよう。なんて意気込んでみたものの、やっぱりひとりで入るそば屋さんの敷居は高いんだよな。