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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2008年12月14日(日)
Vol.732 見えない敵

おはようございます。りょうちんです。

相方が俺のうしろで寝込んでいる。どうやら見事に風邪を引いてしまったようで、今朝から高熱にうなされているのだ。おととい喉がイガイガすると言っていたのだが、昨日の夜に寒い中無理して外出してしまったのがいけなかったのだろう。今日は日曜日。あいにく病院も休診だ。薬を飲んで安静にしているしかない。
病に倒れた時は、誰でもいいからそばにいてほしいと思う。俺も今年の秋、40℃の高熱が出て久しぶりに仕事を休むくらいの風邪を引いた。立ち上がることも困難なくらいフラフラだった俺は朦朧とする意識の中で、ひとり暮らしじゃなくて本当に良かったとココロから思った。たとえ特別な手厚い看病をしてもらうわけじゃなくても、ひとりきりじゃないというだけで安心感が生まれ自然と気持ちも落ち着くものだ。だからたまたま仕事が休みだった俺は実家に帰る予定を急遽変更して、布団から出られない相方のために今日はなるべく家にいることにした。
さて、いつものことなのだが。俺か相方のどちらかが風邪を引くと、きまって数日後にもう片方も同じように風邪を引いてしまう。最初に風邪を引いていた方が治りかけたとたん、今度はそれまで看病していた方が同じ症状で病に倒れてしまうことが過去に何度もあるのだ。どちらかが持ち込んだ風邪のウイルスがこの狭い部屋中に充満して、同じ空間で過ごしているもう片方も必然的に感染してしまうのだろう。この連鎖反応はまったくもって喜ばしくない。おそるべし、風邪のウイルス。
そしてまさに今、相方がもらってきた無数の風邪のウイルスがこの部屋には充満していることだろう。今のところいつもと変わらずいたって健康体の俺ではあるが、もしかしたら俺が風邪で寝込んでしまうのも時間の問題なのかもしれない。だが、年末のあわただしい中で風邪など引いていられない。本音を言うと、今はこの部屋で過ごす時間をなるべく避けて極力ウイルスから遠のいていたいのだが。さすがに苦しそうな相方を放っておくわけにはいかないのだ。仕方がない、塩水で何度もうがいをして、厳戒態勢の中でウイルスという見えない敵から身を守ってやる。