Diary
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気持ちを入れ替えて   2004年02月20日(金)

病院へ行ってきました。
診断は白内障。おそらく遺伝的なもの。
病状の進行をやわらげるビタミンEとCを出してくださったけれど、気休め程度とのことで、治療方法はありません。左の目も、もう白くなってきているそうです。帰り道、涙が止まりませんでした。

なに、この子は野鳥じゃない。いずれはひとり立ちしなくちゃいけない人間でもない。私の飼い鳥。死ぬまで世話してやることができるんだから。
私たちと暮らしていくのに、目が見えないことくらいたいしたハンデじゃないさ。

まだ左目が見える今のうちに、しっかりパパとママの顔を見ておいてね。
覚えておいてね。

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〔本日2回目の日記〕

私は一日ずっとそばに張り付いているし、事情を聞いたパパはおみやげを持って早い時間に帰ってくるしで、今日のそらはごきげんでした。顔を近づけて話しかけると、羽毛をかるくふくらませてうれしそうに身震いします。だーや私にべたべた張り付きっぱなし。甘えん坊さんでした。

確かに見ていると、左目の視力低下もすすんでいるようです。足場を確認して用心しながら移動したり、クチバシで対象物の位置を確認していたり、はっきり見えていないんだなということが分かります。昨日はこんなじゃなかった・・・見えなくなっていく速度がとても早いような気がします。
それでも慣れた家の中、今は時には走ったりもしていますが、まったく見えなくなるとそれも無理なんでしょうね。
遊び場のキッチンカウンター、ダイニングテーブル、それに自分のケージの位置関係はしっかり把握している様子。このみっつは今後動かさないようにしないと。そらが外で遊べなくなっちゃうわ。

ケージ内の配置も絶対変えないようにと先生に注意されました。手前から何番目の枠に止まり木をつけて、というように、きっちり決めておくのだそうです。位置が変わらなければ、目が見えなくなっても、ケージ内での生活に不自由はしないそうです。

写真はぴよちゃんにエグエグ中の今日のそら。
目の中に白濁した部分があるのが分かるでしょうか。
この目はもう見えていません。




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