THE WALLFROWERS |
あのボブ・ディランの息子、ジェイコブが率いるバンドと言えば思い出す人もいるかもしれません。しかし、親の七光的バンドでないのは、今までのアルバムを聴けば分かるはず。しっかりと、一枚出すごとに自分たちの音を確立しております。 実験的なナンバーはアルバムを出すごとに消化され、次作では自分のものにしていっている様はやはり才能でしょうか、最近のアメリカン・ロックバンドとは一線を置いた存在のように思えます。トム・ウェイツがうんとまろやかになったような低い、味のある声はとても耳当たりがよく、落ち着きます。わりと好き。私にとってはダンカンシークと同じく『ほっとできる存在』です。
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2002年11月09日(土)
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