蓮華在水
傷跡|既壊地|未壊地
私の愛する人々は 今 誰を想っているのでしょう 誰を愛しているのでしょう
私にはもう見ることの出来ない彼らの世界に 私という存在があるのかさえ分からない かつて愛し合った記憶を 色あせぬまま抱いているのは私だけかもしれない
それでも 私には尊い記憶で 生きた証で 他の何にも代えられない 私という人間の 不確かで でもカタチ在る 生命の証明書なのでした
今の私は 生きてますか? 死んでますか? 証明してください あなた達の その包み込む様な優しさの中で…
これを始めた当初から、私は特定の人をそれぞれ決めた二人称で表記していました。 決して私の心から消えない恋人や、いつも私を元気にしてくれる人々。 自分でも驚くほど、私は『あなた』という存在の彼を想っていることに この日記(?)を書き始めて気付いたのです。 愚かかもしれない。幼稚かもしれない。 でもそれ程、私の愛する存在なのです。 この日記はあくまでノンフィクションで書いています。 異様な表現も多いことと思いますが、こんな人生を送る私という人間を見て下さい。 それでは…。
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