会社の裏手、印度カレーを食べに行く途中に、卸売りの酒屋さんがあります。普段は、何気なくその前を通り過ぎていたのですが、今日、ふと見ると「在庫ワイン放出セール」と書いてあるではありませんか。で、横目で覗いてみると、「200円」とか「300円」という値札が…。

　これはどう考えても目の錯覚だろう。と舞い上がる自らを戒めつつも、一緒に食事に出かけた隣の部署の酒好き兄さんに、「ねぇねぇ、あそこにワイン200円って書いてあるみたいなんですけど、見ました？」と声をかけ、昼食がえりに、駄目もとで見てみることにしました。

　すると…、ホントに200円だったんです。もちろん、そんなに高級ワインではなさそうな「チリ」だの「オーストラリア」だの「カルフォルニア」産でしたけど。

　とりあえず、安ワインだったら白だろう。と２本ばかり買い込んで、社に戻り、ＷＥＢでそのワインを検索してみると…、某都内の有名ワインショップで2000円超だとか…。同じ年で、同じ銘柄…。
　これはこれは、と帰りにも再度残りを買い占めるべく、ベルダッシュを決めて店に向かいます。店員さんが「あ、さっきはどうも」という顔をしたので、早速、買占めに走りつつ、「なんでこんなに安いんですか」と尋ねてみると、「倒産しちゃったレストランに卸したものだったんですけどね」とのこと。いやはや、いい買い物をさせていただきました。結局なんだかんだで６本購入してしまいました。

　家に帰って、ちょっと味見。軽くてフルーティで、とはいえ1000円以下のワインにありがちな「頭痛くなりそうな」安っぽさもなく、デイリーワインとしては合格。今日はご機嫌です。

　明日はワインに合うサラダつくっちゃうぞ〜。

キューピー ｜MAIL