猫の足跡
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2002年06月15日(土) 美容師とオンナの微妙な関係

 「いま、行きつけサロンの美容師さんとイイカンジなの」女友達からこのセリフを立て続けに聞いたので、ちょっと思ったこと。

 おいおい、勘違いはなはだしいんじゃない?

 異性の美容師さんに髪を手入れしてもらうのって、ちょっとエロチックであることは認めます。椅子に仰向けに寝かされて、覆い被さって髪を洗ってもらうところから、自分を見つめながら手で髪をさらさらと触られる最後のブローまで、確かにちょっとセクシーな気分にならないでもありません。いわゆる身を委ねる昂揚感ってモノかしら。
 指と瞳のきれいな美容師さんだと特にね。

 私にも経験あります。高校時代は、行きつけサロンの指がきれいな美容師さん(ちょっといいカンジの優男だった)が苦手で、「違う人になりますように」といつもいつも願ってしまうウブでしたし、そして、巨乳の美容師さんに髪を洗ってもらって「うわー、胸触っちゃってるよ」とドキドキしたり…。

 でもねぇ、美容師さんのトークはあくまで「営業トーク」だからね…。

 「スタイリングですごくいいカンジなのはもちろんなんだけど、恋愛相談とか乗ってくれるしぃ、そんでオマエはさぁうんたらかんたらなんだよ、とかお説教してくれたり、なんかちょっと私だけ“特別”なカンジなんだよね…」う〜ん。いや、Yちゃん(そしてほとんど同じ内容の電話をしてきたJちゃん)、違うんじゃないかなあ。あえて何も言いませんけど。

 まあ、「自分が特別」感を味わせてくれるのは、なんにせよプロの技かな。それに踊らされる幸せってのもあるだろうし。

 女優さんがヘアメイクさんとくっつくっていうのが良くありますが、これなのかしら?


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