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2002年04月03日(水)   キスの温度

あの人はそうして、自分の気持ちも咀嚼していく。
(前略)技術も味も、心情もすべて呑み込み、彼の血肉となっていく。
ただそのためだけに、自分は作る。
彼に咀嚼してほしい。
彼の一部になりたいから。


和泉桂:キスの温度,p.239-240,講談社.






ゆそか