ラストです。本当は6年かかっているシリーズを2ヶ月足らずで一気読みしてしまったわけですが、こういうラストでしたか。う〜ん王道(?)なんですかね、こういうのって。シリーズ総括:昔、調理師になりたかった頃の気持ちを相当に煽られる話でした。「食べる人を、幸せに、したい」その感情は奔流のようにうねり、押し寄せてくる。かじかんだ心を、指先まで温めてあげたい。(略)人々の凍える心を料理で癒したい。和泉桂:永遠より長いキス,p.239,講談社.