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2002年09月15日(日)   隻手の声 鬼籍通覧 /椹野道流


親子鑑定で法医学教室に来た子ども。ネットゲームの中で知り合った保健室登校の女の子。弟が死んでいるのを発見した子。子どもたちと接し、自分の幼かった頃と重ねる伊月。解剖の目もテクニックも上達中。
このシリーズの中では一番現実的にありそうなかんじ。虐待っていうのは、深い問題ですよね。
ところでこのシリーズって"法医学教室奇談(オカルト・ファイル)"シリーズというらしいです。オカルトだったの?



「せや。相手の姿を心の目で見て、相手の声を心の耳で聞こうとせなアカンの違うか。(中略)あんまり焦ったらことをし損じるで」


椹野道流:隻手の声 鬼籍通覧,p.143,講談社.






ゆそか