『たけぐせの随・弐』
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奮起。
TAKE展『いちどすわってみる』が終わって数日。 今わたしの裡にあるのはこの言葉。
今回の個展は明らかに知り合い色が濃く、 来る人いないのに個展開いちゃったよ、みたいな面持ちで。
しかし先程、名前を書いてくれたノートをめくり、 見終わった後ノートを閉じ、思わず一礼。
古き友人から最近の知人、 兄が来て、両親が来て・・・。
『いちどすわってみる』 今まで以上に自分に向けたタイトルを冠し、 その名の通りの流れになったようだ。
受けとめる意志(ちから)を。 さまたげない思考(ちから)を。 いまいちど刻む決意(ちから)を。 <語り小冊子34「いちどすわってみる」より「その力(かけら)2」>
決意のため、いちどすわってみる。
今個展の一番目に飾った作品タイトルは「次に繰る所作」。 わたしのその答えは『奮起』だったようです。
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