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■ 残暑厳しい9月
9月になっちゃいましたねー。相変わらず暑いですけど。 台風の影響で高知は今日も大雨でしたよ。全国の天気予報を見ると高知県だけ雨マークが。一部浸水している地域もありましたし。 朝鮮も大変な事になってますね。天災はやっぱ怖いです。
遅すぎですが、TOPを「残暑見舞いバージョン」にしてみました。 いやーこのペンギン、うらやましいくらい何でも似合うわ(笑) 素材屋さんに感謝感謝です。
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話の基本展開、「起承転結」。 私は「転」で与えられる刺激が大〜好きなので、自分でもその辺にこだわって話を読んでいる&書いているつもりではあります。 しかし最近思うんですが、「転」を欠いている作品も沢山あるんですよね。 私にとっては、作家の江國香織さんの作品がこれにあたります。 独特な表現で話に引き込まれ、進んでいき、そして終わる。 そんな話が多いんです。 そしてそれが魅力的でもあるんです。 最近読んだ作品で「すいかの匂い」という短編集があったのですが、これもそうでした。 11話全て一人称の「私」の視点で話される夏の話なのですが、一気に読むと11人の知り合いから一気に話を聞いたような気分になってしまって、聖徳太子でもない私は少々混乱してしまったくらいです。 それくらい個性的で強い文を書かれる人だと思うんです。 逆に言うと、それくらい文に力がないと「転」を欠いた物語は印象に残らないんですよね。 でもそれはあくまで個人の好みの問題なので、文が強けりゃいいってものでもないと思いますが。
個人的な意見としては、私は「すいかの匂い」よりも「つめたいよるに」の方が好きです。ぼんやりとした感じが。
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「猫の恩返し」を見てぴぴっと来まして、新作短編をちょこちょこと執筆中です。 やっぱ刺激は大事ですよね。うんうん。 いつ公開になるか分かりませんが、現代ファンタジーの短編になる予定です。
連載も全体的(言い換えるとまばらに)に進めていますんで、更新は気長にお待ち下さい。すみません。
2002年09月02日(月)
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