フライングペンギンダイアリー
夏心からり



   ペンギン歩き

 足の甲にデキモノがあったので、昨日摘出手術をしてもらいました。
 その名もガングリオン。
 聞いた時、どっかのファンタジーにでて来る二流の悪漢みたいな名前だなぁ〜とか思いました(笑)が、手背部にできることが多い軟部腫瘍らしいです。
 痛みは特になくて触ると固くて骨みたいなんですけど、中身は黄色でゼリー状の液体が入ってます。
 実は一回注射でとってもらった時に見せてもらいました。
 にゅろーんとして気持ち悪かったです…うげ。
 それでもまたすぐに腫れてきたので、手術となったわけです。
 なによりこれがあると細い靴が履けないし、正座ができないので。
 細い靴はともかく、正座ができないのは結構深刻問題。

 ちなみに手術で取り出したその…ガンちゃん、もらって帰ってきました(笑)
 ホルマリン漬けではないので保存はできません(てはしたくありません)が、一応記念に。
「ゴミの日に捨てて下さいね〜」と笑っていた看護婦さんの笑顔が眩しかったです。
 はい。
 でもこれ、何ゴミだろ? 生ゴミか??

 さて、手術は局部麻酔だったのでその日のうちに歩いて帰れましたが、麻酔が抜けたあとは皮膚が引っ張られる感触がしてちょっと痛いです。
 体重をかけると痛いのではじめはゆっくり歩いていたのですが、そのうちに小股で細かく歩けば楽であることに気が付き、実行してます。
 しかしこれ、はっきり言ってマヌケです。
 例えるならばペンギンがピコピコ歩いているような……
 なので実行場所は家の中に限定。とほほ。


2002年11月13日(水)
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