2002年10月09日(水) |
十二国記第二十話 風の海迷宮の岸終章(ネタバレ) |
いやいや〜、先程変な夢を見てしまひました(^-^;。 葛山信吾君が我が家に目玉焼きを食べに来るっつう…。 何故に目玉焼き? 熱愛報道効果ですねぇ、これも(笑)。
さてさて、風の海迷宮の岸も終章でございます。 ううっ、早い! あっという間。
出だしが蓬山かと思ったら、現代日本でやんの。 要ちゃんが小さい本屋でファンタジー関係の本を立ち読みしとります。 そこへ「興味あるの?」って感じで背後から杉本登場。 をい、学校はいいのか?<杉本。 そんな彼女を軽く無視する要ちゃん!ナイス! 二人が本屋から出て来ると、目の前に仲間とたむろする弟の卓君が〜〜。 相変わらずヤンキーです。 杉本を見かけると、駅まで追っかけてきて、切々と兄の周りの異変を訴える卓君。 当の要ちゃんは帰宅。玄関の前に立っていると、自分の足元に犬が戯れるような錯覚が…。 でもって、驍宗様の声がオーバーラップし、舞台は蓬山へと。
ただ世の中の理を告げられるだけの天勅に拍子抜けのお二人(^^)。
その後に、金波宮での様子もちらっと出てきます。 予王舒覚は袍子のお見立て中。全くやる気がありませんねぇ。 隣の景麒は鳳の「泰王即位」の声を聞くと、大層嬉しそう。
玄武での移動シーンはすっ飛ばして、あっという間に白圭宮。 中庭の池には、玉の大きいのがあちこちに突き刺さって(?)たりして、戴が玉の産地であることを如実に表しておりましゅ。
室内では、元気のない泰麒に戸惑う驍宗様。「何を悩んでいる?」と聞かれても答えない泰麒。 そりゃ答えられんでしょ。実は天啓がなかったなんてぇぇぇ。 驍宗様は「もう今日は下がれ」と出口を指し示す、と!景麒がおりました。 「泰王から招かれた」と泰麒に告げる景麒はとっても嬉しいそうだぞ。 気心のしれたお兄タマに会えた泰麒は、すっかり心の内を明かします。 泰麒って景麒の前で泣く率が高いですなぁ。 でも、その泣き顔にたまらんものを感じている景麒…、なんちゃって。 今のはワシの妄想竹でありんすが、実際あんなにかーわゆい顔と声で泣かれたら、朴念仁の景麒でも辛抱タマランでせう。 驍宗様に天啓がなかったっつう泰麒の告白に、びっくりする景麒は「とりあえず今日はここまで」って感じで冷たく去ります。 心中では、もう色々と対策を講じてたのね(^^)。
でもって、翌日。バカ主従登場! 尚隆も六太もわざとコワーイ顔してます。 もうワシは笑いっぱなしでしたよん。 驍宗様が泰麒に「延王は宗王に次いで治世の長いお方。叩頭礼を」って命令すっけど、泰麒は出来ませなんだ。 怒った(ふりの)尚隆は泰麒の頭を手で押し付けようとする大熱演。 楽しんでおります、このオヤジ(笑)〜〜。 あんまり泰麒が苦しむので、さすがの延麒も巣に戻り、泰麒を援護。 「いいかげんにしろ!」と尚隆を怒鳴る六太。 景麒も尚隆に「やりすぎだ!」と大非難。 悪役に徹してた尚隆が今度は道化役です。六太には、拳骨で頭こずかれてるし! もうもう最高!大爆笑。 結局、麒麟は偽りの誓約など出来ないのが判り、皆様幸せ気分。 あの驍宗様も微笑してるぜ! でもやっぱりアカデミー賞は尚隆ですねん。 いいキャラクターだなぁ、尚隆と延麒は。 「東の海神〜」をアニメ化しないなんて、ちと悲しい。 あの二人の苦労した時代を、原作知らない人にも教えてあげたいけどね。
長い思い出話を聞き終えた陽子はやっと天勅を受けます。 その前の陽子のセリフが笑えた!「景麒は言葉が足りなすぎる」。 また漢っぷりを上げました。ホホホホ。 天勅を終えた後、「私に会った時、お前はどう思った?」と陽子に聞かれると、間をおいて「あるいは名君になられるかと」とお世辞をいう景麒。 何はともあれ中々良い感じになってまいりました。 玄武で金波宮に向かう時に起こる瑞雲を見ながら、下界の蘭玉と桂桂が「本当に王様が即位されたのね」と嬉しそうに語る。第三部への繋がりっすね。 まあまだ色々あるけど、慶の未来は暗いもんぢゃないね。 何たって、漢・陽子だし!(何のこっちゃ)
途中、視点は再び日本。 「現実に戻れ」と要ちゃんに叱咤激励した美術の先生が亡くなります。 それでも、夜の学校で絵を書き続ける要ちゃんの所に、杉本が。 をい、関係者以外立ち入り禁止ぢゃないのか? 思い出すのをやめたら、っつう杉本。あなたはここで生きてるんだしって感じで。 自分への自戒なんだろふけんど。 でも、要ちゃんは何か「大切な約束」を忘れてると言って、絵を描き続けましゅ。
大切な約束。 フフフ、命よりも大切な主上、驍宗様でやんす。 エンディングは驍宗様の即位礼で幕でやんす。 史書の一部も流れたよ。でも読み方が文語体でなく、口語体に変わっておった。 わしは文語体っつうか漢文読みのが好きなんぢゃが、お子様が理解出来ないからって配慮なんでせうが、ちょっと風情がないねぇ。
来週は「転章」。延麒が語る風の海〜の総集編だそうだ。尚隆と漫才しながら語るんだろうか。そうだったら面白いけど。
それにつけても悔やまれるのは、スタッフ! 驍宗様に何か恨みでもあるのでせうか(笑)? 驍宗様の人柄を表す大切なセリフが悉く削られていたのであります。 原作未読者(つまりアニメオンリーの人)は、驍宗様を悪役と思ってたみたいだじょ。ほんとだじょ! まあ確かにせっかちで威張りん坊でプライド高いけどね。 何か魔性の子ネタ入れてきた時点で、黄昏の岸〜のアニメ化もありでは、と思えて来ました。 そん時はもうちっと驍宗様をマシに描いておくんなまし。 ファンサイトで「小物」だの「悪役」だのと罵られた日にゃあ〜〜。
それから今回の萌え所。 三人の麒麟と二人の王が露台でまったりする所。 微笑ましくて良かったっす。 でもって、オール野郎ばっかり(^^)! 男子校状態。たまらん! 尚隆と驍宗様も何か話してたけど、麒麟の会話しか出てこなかったんで、王同士の会話が気になるぅ。 二人の2ショットもちと萌えます。 リーマン物が好きならたまらんかも(何を?)。 パラレルパロでリーマン物、いいかも〜〜、フフフ♪
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