熱帯マンゴー日記

2002年10月29日(火) 十二国記二十三話 風の万里 黎明の空第一章(ネタバレ)

陽子の水戸黄門編(笑)堂々の開幕っす!
今回はナレーションを慶国三人娘が順番に勤めております。

まったりゆったりだった「風の海迷宮の岸」に比べると、正に大河ドラマって感じ。
今回もあらすじは大体原作通りだったんで、省略します。

鈴、卑屈さだけど激情しやすい性格がよーく出てたよな〜。
泰麒編でちらっと鈴が出てたけど、その時のエピソードが鈴側から描かれてました。
あれはアニメオリジナルだったけど、コインの表裏ってな風に語られてて、その辺りの描き方は上手いと思いました。
けどさぁ、相手にされなかったからって、泰麒を恨むなよーー。
それから梨耀様、意地悪っぷりに磨きがかかってナイス!
妖艶な美女でございました。声は高山みなみさん!コーナーンか乱太郎。
このアニメって脇役に無駄すぎる程、豪華な声優さん使ってますねぇ。

打って変わって、可憐な美少女、公主・祥瓊。
ははは、挿入歌歌ってたよ。CD買ってってか(^-^;?
原作でも芳国の話は過酷でしたが、アニメも倫理委員会ギリギリの描写だったんでは〜〜!?
影だけだけど、仲韃の首がちゃんと転がってたし〜〜。
王后・佳花のずるさもちゃんと描かれていた。
スタッフ、リキ入ってますね(笑)!?
今回は女の子が主役なんで、もしかして泰麒編よりも乗ってるのか(邪推)<スタッフ?
祥瓊の無知さや罪深さもきちんと描いてくれたら、「たいへんよくできました」をあげちゃおう。
ちと残念だったのが、月渓が渋いおじさんだったこと。
いえね、それはそれでいい男だったんだけど、もっと若いお兄さんを想像っつうか期待してたもんでねぇ。
今回の話の男性キャラはもしかして「おじさん専科」かも〜〜<虎嘯&桓たい。

でもって鈴&祥瓊の今回の動向は、
鈴→梨耀様にいびられ続けている
祥瓊→仙籍を剥奪されて、里家へ。自慢の美貌はボロボロ
って感じですね〜。

で、陽子ですけんど、水禺刀の鞘が死んでるんで、まだ夢に蒼猿が出ちゃいました。その夢に、落ちぶれた「浅野」が!!
でも髪の毛が伸びてワイルドになってたゾ。しかも手には何故かピストル!?
をい、十二国記の世界には銃器はない筈だが??
陽子の妄想竹かなぁ〜〜。
でもって昼〜ぅ、水禺刀の鞘が死んでるので、帯刀するのを避けようとする陽子ですけど、冬官長や冢宰(名前忘れた)から仮の鞘をつけて帯刀するようにと進言される訳です。
国の宝重を王が身につけていれば、威信が保たれると…。
次の場面で陽子が正装してるぞ!と思ったら、即位式だったのねぇぇ。
CGバリバリ使ってました。民の歓声も凄かったジョ。
皆叩頭してるし、まるで映画のラスト・エンペラーみたいだった。
でもって、続く!

物語が動き出したって感じっすねぇ。
三人の少女の運命がいつ交わるのか、とか原作読んでれば判ってるけど、こういう人間ドラマってのは面白いっす。
魅力的なキャラもたくさん出てくるしネ。
それにつけても気になるのが、浅野の扱いぢゃ。
すごく荒んでたように見えたけど、どういう風に絡んでくるのぢゃ?
やっぱり鈴に絡んでくるのかな。
判らんですバイ。


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