ブ○○オフで投売りされてた児童向古典文学の「曽我物語」を買ってきて、只今読書中です。 有名な鎌倉時代の曽我兄弟の仇討ちの話なんだけど、名前だけは知ってても詳細は知らなかったので、ついつい手に取ってしまった訳だ。 児童向とは云え、リライトされてる文章は格調高くて中学生以上でないとちときついです。 つうか、高校生以上向かも。
内容は昔から伝わる勧善懲悪なので、BLとかライトノベルのように読んでてドキドキ萌えになる事はありませんが、兄弟の関係は仲良くて妄想の余地は異様にあります(笑)。 歌舞伎とか能にも「曽我物」なんて一大二次創作ジャンル(ウフ)があるけど、昔の人も兄弟物って大好きだったのかな? 兄の十郎は優男で理性的、弟の五郎は体が大きくて力持ちで直情型です。 弟攻か! ……。 頭が悪くてすいません、すいません。
まだ読書の途中なんで偉そうな事は書けんのだが、昔の人にもこの兄弟が受けた理由って、若い&若死(&もしかしたら美形?)&兄弟愛って辺りでしょう。 もし曽我兄弟がハゲの中年兄弟だったら、ただの逆恨みにしかならんもんね。 兄弟で体格差をつけたのも、ナイス設定♪でありんす。 ……。 物語の中で重要な位置にいる兄弟の母と十郎の恋人に話をふらないのは意識的であります。 だって、やっぱり男祭りが好きなんだもん〜〜〜〜。 ハッハッハッ。
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