去年の年末から、又又又又BLばっかり読んでます。 時々病気みたいにむしょうに読みたくなるから不思議だよな、BL。 つう事で、軽く感想など。
あらすじ
元検事で元弁護士、そして優秀な頭脳と口八丁を駆使する美貌の男、芽吹章は、弱き立場の人を救うため、国際紛争と嫁姑問題以外はなんでもござれの交渉人として、『芽吹ネゴオフィス』を経営している。 そんな芽吹が泣く子も黙ると評判のヤクザ、兵頭寿悦と深い関係になり、この頃では互いの存在に憧れつつあった。 だが、生き方も違えば考え方もまるきり違う、おまけにヤクザなんて大嫌いだ、それなのに寝ている……、という事に戸惑いがあるのも事実だった。 そんなとき、芽吹はかつて関わっていたある青年と再会して……!?
「交渉人シリーズ」の第3弾です。前作、前々作は未読。ドラマCDで聴きました。 そのドラマCDが面白かったんで、本屋で本作を見つけて買ってしまいました。 ドラマCDのが先だったせいか、本を読んでると、セリフが全部声優さんの声で聞こえる〜〜〜。 芽吹と兵頭の会話が丁々発止で面白かった! でも本筋はシリアスです。 弁護士時代に芽吹が事件を担当した青年が出て来るんだけど、なんつーかやりきれない存在。 芽吹も兵頭も過去はどちらかというと暗い人たちですけど、それを跳ね返して、今は力強く生きてる姿に共感を覚えました。 脇役の人たちも魅力的。 芽吹の部下のキヨと兵頭が属する組の組長の甥智紀の関係も美味しかったです。(スピンオフが出るみたいですね) それから、芽吹の友人で元同僚の弁護士・七五三野(しめの)と兵頭の陰険な犬猿バトルも面白いです(もっとやれー)。 芽吹のオヤジギャグはすべるけどなっ(笑)。 美形なのにオヤジギャグ…。 これもドラマCDになるのかな?なったら聞きたいです。
あらすじ
他人の記憶を覗き、消す能力を持つ清廉な美貌の守屋清涼。見た目に反して豪放磊落な性格の清涼は、その能力を活かして生計を立てていた。そんなある日、ヤクザのような目つきの鋭い秦野という刑事が突然現れる。清涼は重要な事件を目撃した女性の記憶を消したと詰られ脅されるが、仕返しに秦野の記憶を覗き、彼のトラウマを指摘してしまう。しかし、逆に激昂した秦野は、清涼を無理矢理押し倒し、蹂躙してきて−!?
ここの所、本屋とか古本屋で夜光花さんの本を見ると、ついつい買ってしまいます。 夜光さんのはちょっと視線や設定の変わったサスペンス物が面白いと思います。 これもそんなジャンルの話。 殺人事件が絡むのでその辺りは中々恐いんだけど、秦野と清涼の関係にはハゲ萌えた。 先日、夏野さんと、夜光花さんの本によく出て来る「執着攻」が良い!って盛り上がったんだけど、これに出て来る秦野もそうでした。 最初出て来た時はコワイ人かと思ったけど、清涼を無理矢理ピーした後日、ケーキと花束を持って謝りに来る姿が可愛かった。 で、その後は清涼に強引アタックラブモードでした。 エロスも相変わらずディープで、この本も楽しませていただきやした。 それから、祝!夜光作品初CDドラマ化つう事で。 Chara文庫の「不浄の回廊」です。オカルト物ね。 これも楽しみだ。
他にも色々と読んだけど、書くのが疲れたんで、気力が余ってたら後日書きます。
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