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■ 恋人が帰る日
「恋人」といっても、ダーリンのことやありません。 東京駅に親友を見送りに行ってきました。
今朝はふたりして10時半過ぎまで遅寝して、2時間近くかけて朝食を摂り、 小雨の中そとへ出る。「どうせ東京へ来たんやから、お買いものしよっ」 と誘われ、荷物を東京駅のロッカーに預けて銀座へ。
アサヒ・スーパードライの試飲をして、気分が良くなったところで 三越の1階から3階までくまなく見て回る。夏物のサンダルやワンピースを ガンガン試着する。(とある店員さんは彼女を「12chの深夜のキャスターさん ですか?」と聞いてきた。)手足が長く、人目を惹く顔立ちをしているので (あと、化粧も関西風かな)いろんな人が振り返る。 いやん、なんかこっちまでドキドキするわ。
「あのモンブランがまた食べたい!」と言われ、プランタンの1Fに行く。 確か2年前のゴールデンウィークにも連れていたっけ。 「関西のラジオでおねえちゃんが言ってた。銀座のモンブランって」 小雨はまだ降り続いていて、ふたりしてぼーっとウィンドウの外を眺めながら 日が暮れてゆくの見ていた。
東京駅で「キティちゃんクッキー」と「キティちゃん人形焼き」を買い (看護婦さんが喜ぶらしい)改札の手前でしっかり2度、 きつくハグを交わして手を振る。
私は毎回のように、ちょっと淋しい気分になる。 「またおいで」と叫ぶと、キスを投げてかえしてくれた。 ああ、なんだか恋人を見送るみたいで、センチメンタルになりながら 中央線に乗って帰ってきました。
2001年05月27日(日)
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