月のシズク
mamico



 覚え書き(4/7/2002)

■金曜の夜、とある女性と食事をした(飲んでいたのは私だけ)。
 感情や思考をちゃんと言葉に置き換えられる同年代の女性は、
 話していて気持ちがいい。ちなみにこの方、すっごい美人さん(ふふふ)。
 女友達と旅行することは少ないのだが、ほとんど初対面の彼女と
 どこか旅に出たくなった。美術館や博物館、デパートの地下で試食合戦とか。
 きっと『テルマ&ルイーズ』みたいな感じかしら。
 じゃぁ、クライマックスは車でダイブ!?

■ここひとつきばかり、楽器を弾くことも演奏会へ出掛けることも止めてました。
 単に気分の問題なんですけど。でも、この土日は二連ちゃん、ですの。
 フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、モーツアルト、それにベートーベンさん。
 自分が弾くのはやたらヘヴィな作品が多かったので、おフランスの
 軽快なメロディが、べっとり貼り付いていた憑き物をすっきり洗い流してくれました。
 しかし、2日連続でラヴェルを聴いたけれど、好きな曲ほど評価は辛いわけで(苦笑)

■リニューアル後、初めて「休日の風景」をアップした。
 が、このお気軽エッセイの書き方を、冬眠中にすっかり忘れてしまった(汗)。
 ので、なんだか微妙な内容になってしまい、なんとも居心地がよろしくない。
 アンニュイな言葉より、クリティックな文章の方が得意だったのを思い出した。
 でもそれもなぁ・・・(悩)

■そろそろクローゼットの中身を衣替えしたいのだが、冬物のクリーニング代
 を考えるとアタマが痛い。セーターなど自分で洗えるものはよいとして、
 やはりコートと毛布は専門店にお任せしたい。一度、毛布を洗濯機に詰め込んで
 酷い体験をした。「丸洗いOK」のタグが付いていても、箱(洗濯機)との
 サイズが合わなければ意味がない。不気味な音とともに、破裂するかと思った。

■最近、きっとこの曖昧な春のせいで、何を読んでも、何を聴いても、
 とにかく泣けた。視覚や聴覚の方が勝手に感極まって、あっけなく涙腺決壊。
 製本したてのマーラーのぶ厚い譜面を手に、曲聴きをしていて、うるうると
 視界が歪んだときには「おぃ、感動する場面ちゃうやんけ」と冷静な私が突っ込む。
 そう、泣いてる場合じゃないんです、この大曲。
 冷や汗どばどば出すべきなんです。>はよ我に返れ、アホっ!



2002年04月07日(日)
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