月のシズク
mamico



 地下秘密結社的カフェ

会社帰り、ゆうに10時をすぎていたけど、
深夜のカフェで秘密の打ち合わせ。

さくっとした食感のベリー・タルト+お茶碗でいただくカフェオレが旨い。
地下の秘密結社組織さながら、ワガマチの若きクリエーターたちが集う場所。
今宵、みんなはどこへ帰るのだろう。と、席を立ったのは12時少し前だった。

旧式マック(デスクトップなのにオールインワン!)にモノクロの画像が流れ、
レジ前に並ぶ銀河鉄道999のフィギアは、お菓子のおまけだという。
(おお、メーテル!それにテツロウも!!)
まだ20代であろうフレッシュな店長が、彼のこだわりを嬉しそうに話す。
大切に育てられたカフェは、おだやかな居心地の良さがある。
空間も生き物なんだな、と感じる。流れる空気に性格が出る。

アングラの薄暗いイメージ漂うカフェとは真逆の、
夜のリビングルーム的空間。心の雨宿り。
そして入り口のドアには何故か、盆栽。



2002年04月04日(木)
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