 |
 |
■■■
■■
■ 赤いランプの告発
夜遅く、メールの着信を示す赤いランプが、闇の中でチカチカと点滅する。 「再発しちゃいました。今、病院です」の文字。 わたしは立ちすくみ、怯み、心を痛める。オーマイガッドだ。
ちょうど一年前、彼女は倒れ、入院した。 知らせを聞いて会社を抜け出し病院へ向かった、あの夕方を思い出す。 細いカラダにチューブを差し込まれ、うるんだ眼で見上げ、そっとわらった表情。 先週会ったときには「あれから一年だね」と、冗談めかしてたばかりなのに。 病院のベットで心と身体を痛めている彼女を想うと、すごくつらい。
来週早々にオペをするという。 不安材料はぜんぶ取り除きましょう。今度こそ。 そうだ、おみやげに波照間のおいしい黒糖を持っていこう。
2002年05月16日(木)
|
|
 |