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■ 平日の休日に『蜘蛛男』を観に行く
規則正しい生活を試みて、常識的な時刻に目覚ましをかけてみる。 とりあえず、起きあがりカーテンと窓を開けてから、ベットに倒れ込む。 しばし気絶。と、電話が鳴り、ぐらぐらしたアタマのまま「もしもし」。
「ひま?」・・・ひぃ?ひま。 「お昼ごろに迎えに行くから、映画見に行こう!」・・・え、えいが? 「そ、代休取ったんだ。遊びにいこうよう」・・・う、うん。いく。
とまぁ、こんな具合で私はベットから引っこ抜かれ、友の車に詰め込まれる。 部屋にどっさりと持ち帰ったシゴトを横目に、私まで休日を決め込んでしまった。 オフィスのない仕事というのも、いいのだか、悪いのだか(苦笑)
久しぶりに平日の首都高を走ったが、なんとまぁガラスカ。 映画ひとつ観るのに、高速に乗って台場まで行くのにもそれなりの理由がある。 せっかくの休日モードなのだもの。非日常的生活空間へ連れ出されるのも悪くない。 それに、私は首都高の近未来的スピード感が好きなのだ。あの閉鎖的な空間は、 あがなえない、というか、抵抗することを拒否される、というか。 はい。どうでもいいです(思考能力ゼロ/許せ、皆の衆)。
で、メディアージュで『スパイダーマン』を観てきた。 妊娠中のジョディ・フォスターが主演した『パニックルーム』を観るつもりだったが、 ぼんやりとしたアタマには、ドタバタ・アメリカ大衆映画の方がお気楽だと考えた。 まさしくその通り! あははと笑い、ほろりと涙し、スッキリしたぁー、と劇場を 後にできる快感。N.Yを舞台にした特撮は大スクリーンで観る価値があるが、内容 は・・・(笑)。読めてしまうのだ。ぜんぶ。映画の進行と同じスピードで、すべて。
先日観た『模倣犯』の試写会は、劇場を出てからふつふつと疑問や意味なんかを 反芻させられた。『スパイダーマン』はその真逆に位置する。意味なんてナイのだ。 あったとしても必要なことは、すべてスクリーンに映し出されている。ザッツ・オール! なんと解りやすい世の中。Good or Bad?
それでもせっかく観たことだし、サイトの方に映画評論でも書いてみますか。 あ、でもワタクシ、映画音痴で悪筆評論しかできないんですけど・・・。 (だーめだぁ。ちょっと欠損部品が出ているので、ちゃんと機能してないんです。 何がって? ええ、あたくしが、です。すみません、みなさん。出直してきます。)
追記: ちょうど修学旅行シーズンなのですね。グループ行動中の中高生(?)に たくさん遭遇しました。揃いの制服にカバン。目指すはフジテレビ?自由の女神? ちょっと微笑ましい光景でした。ちゃんちゃん。
2002年05月30日(木)
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