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■ モウコハン、もうゴハン?
もくもく煙草がけむる談話室に入って突然、物乞いを始めるわたし。 「誰かシュラフ持ってない?」ああ、ありますよ。 と元山岳部の子が、部室から破れかけた寝袋とマットを持ってきてくれる。
「じゃさ、オペラグラスか双眼鏡、持ってるヒトいる?」 あるある。持ってくるよ。10倍だけどいい? と、心の友、まつげん殿がアーミー色の双眼鏡型オペラグラスを貸してくれる。
次は人員確保だ。平日の昼間に時間のありそうな学生を見つくろって直電。 「あのさ、金曜ヒマ?バイトしない?いるだけでいいから」 明らかに要領を得てない相手にOKの返事を強引に迫る。OK?
始発の時刻と接続を検索して、PCなしで処理できる仕事をリュックに詰め、 臨時食のリストを眺め、一息ついて我に返り、ちょっとだけ祈ってみる。 電波ジャックに張り付くことを決め込んだ教授から"Good Luck"のメール。
「一生に一度くらい、体はってミーハーやってみるのもいいのでは?」 という文字に、彼女のにやにやした顔が映る。イエ、アナタには負けます。 作戦成功の確率は低いので、後日結果のみご報告いたします。 ヒマなら一緒に祈ってください(笑)。チャオ☆
2002年06月06日(木)
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